コラム

記事表示件数:44件

人生に不可避の問題

プロフィールに、自己紹介と当サイトの目的を載せていますが、これまでの人生を通して避け得なかった問題が、わたしにいくらかあります。どなたもございましょう。プロフィールの補足です。接点を持つ短歌も載せてあります。

紀野恵の短歌/一人の歌人のただ一首にこれだけの褒美を得る

1 カンタンにわかってしまう財務諸表、といった類の本がある。まずことわっておくが、わたしは、このような類書を、ここで、否定しているわけではない。自己啓発に何かを始める人があれば、わたしはむしろ、その姿を讃える者である。 紀野恵の短歌/一人の歌人のただ一首にこれだけの褒美を得る

西行の歌/苦しむ身は苦しむための身にあらず/月を任せてん

1 これは、趣味を持つとか持てないとか、そのようなレベルの話ではない。 若い人は、わたしが若かった頃もそうであるが、この人生に何ができるか自分の可能性を探るが、いたずらに時間は過ぎるばかりで、気がつくと中高年になっている 西行の歌/苦しむ身は苦しむための身にあらず/月を任せてん

短歌は抑圧されたドッペルゲンガーの<わたし>を生み出すか

1 20代後半だった。東京の私鉄の某駅で降りるときに、ホームから乗り込む人は、わたしと姿形が同じだった。お互いに驚愕の顔を見せ合った。そっくりだったことはたしかだが、もはや同一人物だったのかどうか、そこまで観察するゆとり 短歌は抑圧されたドッペルゲンガーの<わたし>を生み出すか

大松達知の「娘」/短歌における子のない読者と主演の子ども

1 わたしには子がない。 マンションの清掃作業員である。子どもをかわいがるのは、そこでの仕事に限られるが、わが子ではないアタリマエを痛感することしきりである。 2 若いご夫婦がよく入居するマンションである。仕事としてその 大松達知の「娘」/短歌における子のない読者と主演の子ども

阪森郁代の短歌/司馬遼太郎を経て圧倒的な<ひとり>を知る

1 作者とオーバーラップする物語がある。たとえば親にこんな目に遭っていますとか。たとえば誰ともフツーのおつきあいができませんとか。いっぱいいるって、そんなの。読んでいたけど。 30近くになると、そのような小説を、まったく 阪森郁代の短歌/司馬遼太郎を経て圧倒的な<ひとり>を知る

関連するカテゴリー

おすすめの一首 モチベーション

「コラム」の人気記事

飯田有子の短歌「たすけて」の『可愛くてごめん』への回路


歌人の学歴/石川美南に教わること/この最高の履歴書の短歌


穂村弘『短歌のガチャポン』穂村弘の宿命/あとがきの美しさ