コラム

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人生に不可避の問題

プロフィールに、自己紹介と当サイトの目的を載せていますが、これまでの人生を通して避け得なかった問題が、わたしにいくらかあります。どなたもございましょう。プロフィールの補足です。接点を持つ短歌も載せてあります。

わからない短歌?/服部真里子「水仙と盗聴」/今さらまた?

1 わたしが短歌を始めた頃の、今でも印象に残っている話題が、服部真里子の「水仙と盗聴」だった。 水仙と盗聴、わたしが傾くとわたしを巡るわずかなる水(服部真里子) 2 当時の“評”をここに並べる煩は避けるが、わたくし式守の わからない短歌?/服部真里子「水仙と盗聴」/今さらまた?

短歌で蘇る人が/会いたや/人間の死んだ部分を減らすこと

1 圧測る白衣の少女の素直さがゼミ学生の顔に重なる(安藤あきよ) 六法出版社『灯台の灯』(伊吹嶺)より こんな指導者の存在を知ると、わたしは、人間であることにうれしくなれる。 2 「うれしくなれる」とは、次の「うれしい」 短歌で蘇る人が/会いたや/人間の死んだ部分を減らすこと

吉野裕之の短歌/その仕事と歌の道で誇りを研ぐ姿があること

1 わたしは、十年以上を、マンションの管理人をしているが、ゴミ出しのマナーの悪さに驚くことでは、いっこうに慣れることがない。それは一部の心ない人によるもので、分別など意識している人がいない、ということではもちろんないので 吉野裕之の短歌/その仕事と歌の道で誇りを研ぐ姿があること

中畑智江の短歌/短歌内の構成を整理して幾通りも読んでみる

1 中畑智江の『同じ白さで雪は降りくる』は、いかにもおもしろい歌集だった。難解な短歌はなかった。なかったが、いくらか、一つの読み方に着地しない短歌があって、こう考えるとこうなるが、こう考えればこうなると、わたしは、そのい 中畑智江の短歌/短歌内の構成を整理して幾通りも読んでみる

短歌は死への接近があるのか/一ノ関忠人の魂を搏つ真実の歌

1 親しい人に自死されたことがある。たくさんのことを語り合った。と思っていた。そう思っていたのは、わたしだけだったのか。わたしはしばらく放心していた。徐々に怒りで全身の血が煮えたものだったが。 2 また、やはり親しかった 短歌は死への接近があるのか/一ノ関忠人の魂を搏つ真実の歌

花山多佳子の短歌/カフカ『変身』の主人公と紙一重の差に

1 自律神経失調症と言ふ医者はみんなヤブだと息子が言へり(花山多佳子) 本阿弥書店『歌壇』2016.1月号「ザムザ」より 一読して、一言、おもしろかった。 2 結論的に、そんなことはない。ないし、「自律神経失調症と言ふ」 花山多佳子の短歌/カフカ『変身』の主人公と紙一重の差に

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