立花開「糸のようなもの」との表現を可能にさせる差はどこか

糸のようなもの 潮騒が引くとき身体の内部より抜かれる糸のようなものあり(立花開) 本阿弥書店『歌壇』2016.9月号「千年強く」より この「糸のようなもの」のことはよくわかる。もっとも「糸のようなもの」との認識ではなかっ … 立花開「糸のようなもの」との表現を可能にさせる差はどこか
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糸のようなもの 潮騒が引くとき身体の内部より抜かれる糸のようなものあり(立花開) 本阿弥書店『歌壇』2016.9月号「千年強く」より この「糸のようなもの」のことはよくわかる。もっとも「糸のようなもの」との認識ではなかっ … 立花開「糸のようなもの」との表現を可能にさせる差はどこか

生まれた哲学 きいちゃんはきいちゃんになるために生まれたの 八歳の子の妙(たへ)なる哲学(松川洋子) 本阿弥書店『歌壇』2017.4月号「奇想天外」より きいちゃんには、これからも長く生きてゆくことに、煩瑣なものが何もな … 松川洋子の短歌/「生まれた」と「死ぬとき」の歌/歌の継続

末梢的である ものうげに頭めぐらすはだら牛瞳の中に夕日は燃えつ(知らない人) 角川書店『短歌を作るこころ』佐藤佐太郎「作歌上の注意」より 佐藤佐太郎の著書より引いた一首である。 「おちいりやすい欠点」の例として、佐藤佐太 … 斎藤茂吉と他の人では短歌で牛に見ていることがこんなに違う

写生として軽い 三階の窓に眺むる雪解の道一すぢに人の続けり(知らない人) 角川書店『短歌を作るこころ』佐藤佐太郎「作歌上の注意」より 佐藤佐太郎の著書より引いた一首である。 「おちいりやすい欠点」の例として、佐藤佐太郎は … 「三階の窓」の知らない人と「汽車」の斎藤茂吉の驚きの差

おちいりやすい欠点 橋わたる人影水に映りたり清らに澄みし冬晴の川(知らない人) 角川書店『短歌を作るこころ』佐藤佐太郎「作歌上の注意」より 佐藤佐太郎の著書より引いた一首である。 「おちいりやすい欠点」の例として、佐藤佐 … 知らない人の「冬晴の川」と斎藤茂吉の「冬池」の非常な違い

外界と内界 三面に殺(さつ)の文字の散らばるを見たり朝の無人の部屋に(阪森郁代) 角川書店『ナイルブルー』(十月の扉)より 稀ならぬはむしろ「殺」にして、「朝の無人の部屋」こそ、人々の遠くにあるものに錯覚してしまいそうだ … 阪森郁代「朝の無人の部屋」おれには短歌なんて作れないのか
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