梅内美華子

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岡本貞子「明日は夜行で」イレギュラーにあわてない大人の歌

世俗の中で その前に為さねばならぬ二つ三つ 明日は夜行で行かうと思ふ(岡本貞子) KADOKAWA『短歌』2015.7月号「夜の川」より 短歌というのは、そこに詠まれていることの、そのほとんどは、いたって単純なことなので 岡本貞子「明日は夜行で」イレギュラーにあわてない大人の歌

梅内美華子『夏羽』春を迎える安堵に夭(わか)き日の重さが

果報はまだ尽きていない 金網のひし形くぐりこれの世へ出でたるごとき顔するとかげ(梅内美華子) 短歌研究社『夏羽』(香ばしき)より 大きな波をのりこえてぽっかりと顔を出すと世界が違って見えることがある。そのようなことが人生 梅内美華子『夏羽』春を迎える安堵に夭(わか)き日の重さが

C子「とんとん元気に」投稿歌人必読米川千嘉子名著のご案内

子どもに教わる 階段をとんとん元気に上がりゆく待ち合わせのなき北大路駅(C子) 三省堂『親子で楽しむこども短歌教室』(短歌を作ってみよう!)より 米川千嘉子の編・著である。すげーぞ、これ。一生もんよ。 C子ちゃんのCは、 C子「とんとん元気に」投稿歌人必読米川千嘉子名著のご案内