大辻隆弘「ひかりはことば」新しい自分を未来に後継する短歌

まどろみ 廃船を燃やす浜辺に降る雨をおもひゐるときまどろみは来つ(大辻隆弘) 邑書林 セレクション歌人『大辻隆弘集』「ルーノ」抄(縷縷)より <正しくは「大述隆弘」です> 「廃船を燃やす浜辺に降る雨」を、わたくし式守は、 … 大辻隆弘「ひかりはことば」新しい自分を未来に後継する短歌
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まどろみ 廃船を燃やす浜辺に降る雨をおもひゐるときまどろみは来つ(大辻隆弘) 邑書林 セレクション歌人『大辻隆弘集』「ルーノ」抄(縷縷)より <正しくは「大述隆弘」です> 「廃船を燃やす浜辺に降る雨」を、わたくし式守は、 … 大辻隆弘「ひかりはことば」新しい自分を未来に後継する短歌

切り札がない 切り札を持ちて歩めるわれならず川の匂ひのこよいは著(しる)し(大西民子) 短歌新聞社『石の舟』大西民子歌集「花溢れゐき」抄(花溢れゐき)より 「こよひ」の「川」は、悪臭が、ひどくただよっている、ということか … 大西民子「切り札」ハートのAが出ない現実をいかに生きるか

こころさびしき明治の四十二年 われ君にすがらむとして傾けるかたちをおぼえこころさびしき(武山英子) 筑摩書房・明治文學全集『明治歌人集』武山英子篇(四十二年の卷)より この「傾ける」は、<わたし>の実体が「傾ける」ではな … 武山英子「傾けるかたち」力が尽きるまで恋をする慟哭の声よ

夫婦ふたりの下のお名前 一文字の夫の名前に二文字のわれの並んでバランスのよし(国分良子) 本阿弥書店『歌壇』2016.5月号「ホチキス」より うちもそうなのである。うちの場合は、一文字の妻の名前に二文字のわれ(本名)が並 … 国分良子「ホチキス」毅然とした姿を歌に読む者を引きつける

そこに青鷺がいた わずかなる雨は湖面に波も立てず瀬の青鷺の瞑想日和(五十嵐順子) KADOKAWA『短歌』2015.9月号「おれの杭」より この連作「おれの杭」は、歌集『奇跡の木』(ながらみ書房)に収録されています 実在 … 五十嵐順子「青鷺の瞑想日和」青鷺が思いめぐらすものとは
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