NHK短歌佳作「泣」題にしがみつくがでも題に没入しない加減

厄介な題である リモコンで神の如くにヒロインの死にゆく笑みの時間を止める(式守操) 佐佐木定綱・選題詠「泣」より NHK短歌の佳作に一首、採っていただきました。 題は「泣」である、と。これはいくらでもできそうだ。当初はそ … NHK短歌佳作「泣」題にしがみつくがでも題に没入しない加減

厄介な題である リモコンで神の如くにヒロインの死にゆく笑みの時間を止める(式守操) 佐佐木定綱・選題詠「泣」より NHK短歌の佳作に一首、採っていただきました。 題は「泣」である、と。これはいくらでもできそうだ。当初はそ … NHK短歌佳作「泣」題にしがみつくがでも題に没入しない加減

1 十代後半だった。サディズムとマゾヒズムについて知りたいと思うこと、わたしに、尋常なものでなかった。 カトリック教徒ではないが、自分に自由な時間があれば、遠藤周作の小説を渉猟していた。三島由紀夫と澁澤龍彦を忌避していた … 野口あや子の短歌のもう一つの美/魔性について/甘美な官能

プロフィールに、自己紹介と当サイトの目的を載せていますが、これまでの人生を通して避け得なかった問題が、わたしにいくらかあります。どなたもございましょう。プロフィールの補足です。接点を持つ短歌も載せてあります。 プロフィー … カテゴリーにコラムを増設しました

1 妻が拒食症である。身長164。体重35。 5、6年ほど前までは、体重は、26が続いていた。 されど彼女は、常、生きようとしてきた。死ななかった。 2 拒食症への無神経な発言を、わたしは、心から憎む。たとえば、頭がおか … 短歌によって疲れきった人の前に愛を出現させることは可能か

1 ハルキストではないが、村上春樹の『ノルウェイの森』は、いくたりと読み返した。嘘というものは何か、都度、深く考えさせられる。 だからと言って、『ノルウェイの森』は、嘘がテーマの小説ではない。また、嘘を動力として、物語を … 短歌の読み方に『ノルウェイの森』で生まれた読み方は可能か

現代にはない「ひとりぽつち」 君の電車闇に消ゆればまた暫くひとりぽつちの我と思ひぬ(靑木ゆかり) 第5回(1959年)角川短歌賞「冬木」より <「消」と「冬」は異体字> 短歌に限らないが、こんな場面の話は、例を挙げようと … 靑木ゆかり「ひとりぽつち」悲しい風のどうあっても悲しい音