高島裕「あのころ花が見えてなかつた」内省を日常の風景に

あのころ花が見えてなかつた ドアノブの形から呼び出す記憶 あのころ花が見えてなかつた(高島裕) 邑書林 セレクション歌人『高島裕集』「東京山河」(Ⅲ(2003.1-11) 旧居再訪)より このドアは、かつてここに住んでい … 高島裕「あのころ花が見えてなかつた」内省を日常の風景に
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あのころ花が見えてなかつた ドアノブの形から呼び出す記憶 あのころ花が見えてなかつた(高島裕) 邑書林 セレクション歌人『高島裕集』「東京山河」(Ⅲ(2003.1-11) 旧居再訪)より このドアは、かつてここに住んでい … 高島裕「あのころ花が見えてなかつた」内省を日常の風景に

しゃがみゆく秋のビル 淡く淡く日はありながら見ていたりゆっくりしゃがみゆく秋のビル(吉野裕之) 邑書林 セレクション歌人『吉野裕之集』歌集「ざわめく卵」抄(ふかく刺し交う)より <正しくは「𠮷野裕之」です> 建っていたの … 吉野裕之「しゃがみゆく秋のビル」この世界に貴重なゲームを

十四歳(じふし) 駅舎沿ひ黄色のカンナ咲きのこる誰をも閉ざす十四歳(じふし)のやうに(上村典子) KADOKAWA『短歌』2016.2月号「誕生日」より 「駅舎沿ひ黄色のカンナ咲きのこる」姿は、そこに、「十四歳(じふし) … 上村典子「十四歳(じふし)」「咲きのこる」この美しい錯覚

母は財布を失くす 二、三日おきに財布を失くす母。さまざまの場所からわが見つけ出す(高島裕) 本阿弥書店『歌壇』2016.1月号「帰郷十年」より と、詠まれているからには、「母」は、「財布」を、「さまざまの場所」に置いてい … 高島裕「夜深き駐車場より全天を」自意識を消し去った魅力が

気持ちも場面もよくわかる 友達をとられたような感覚に知らぬ職場の話を聞けり(井上佳香) 本阿弥書店『歌壇』2017.1月号「十一月、夜」より これとほぼ同じ経験があって、わたしは、この気持に共感できる。記憶の底に眠ってい … 井上佳香「友達をとられたような」友達に改めて価値を置ける
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