千葉聡『そこにある光と傷と忘れもの』小さなつぼみがついた

いずれ大輪の花は咲くのだろうか 海外の学園ドラマの教師なら廊下で恋の話もするのに(千葉聡) 風媒社『そこにある光と傷と忘れもの』(これからの日々)より いい教師とはどんな教師だろう。「廊下で恋の話」なんかに関わらないのも … 千葉聡『そこにある光と傷と忘れもの』小さなつぼみがついた

いずれ大輪の花は咲くのだろうか 海外の学園ドラマの教師なら廊下で恋の話もするのに(千葉聡) 風媒社『そこにある光と傷と忘れもの』(これからの日々)より いい教師とはどんな教師だろう。「廊下で恋の話」なんかに関わらないのも … 千葉聡『そこにある光と傷と忘れもの』小さなつぼみがついた

トップ・オブ・ザ・ワールド 四半世紀以上は前の映画で、タイトルも忘れてしまったが、あれは、アメリカのラブコメだった。勤め先の憧れの女性とやっと話ができることになって、主人公の若い男性が、「音楽は誰が好き」「カーペンターズ … 春野りりん『ここからが空』短歌に嬋娟と咲き乱れる時間の美

啄木と同じことをしてみる 大(だい)という字を百あまり砂に書き死ぬことをやめて帰り来きたれり(石川啄木) 『一握の砂』 短歌っておもしろいな、となっても、知っている歌人などほとんどいなかったのである。 幾人かは知っていた … 石川啄木「大という字を百あまり」トライ・アンド・エラーを

この短歌を書き写すぞ ドロップの缶を逆さに振りて出す最後の一粒薄荷味なり(三井修) 角川学芸出版『海図』(新玉葱)より ついに最後の一粒。薄荷味だ。 生きるにおいて忘れてはいけないものがある。言い過ぎか。言い過ぎじゃない … 三井修「最後の一粒」大好きな一首を何度も書き写してみると

のこされた人生を短歌にとどめる たまたまに來たりし吾子が埽除して敷きかへし床に晝寢をするも(三ケ島葭子) 創元社『三ヶ島葭子歌集』(大正十四年/をりをりの歌・その五)より どうしてこう一言で説明のつかない感情と表情が時を … 三ヶ島葭子「明日ものぼらむ」のこりの人生を切なく短歌へと

短歌は身をめぐる世界を新しくできるのか うつくしきものにやすらふ蝶のつばささだめなき生(よ)のいのりのごとし(坪野哲久) 邑書林『留花門』(染慧抄)より 短歌をじぶんもつくりたい、となって、わたしは、自己検証を強いられた … 坪野哲久「蝶のつばさ」生命を見つめて美しい幻想が生まれた