花山周子「障子越しに霞ケ浦」芸術家は瞬間移動ができるのか

時の文化整理に耐えた 障子越しに霞ケ浦があるという夜の座敷に鰻丼を食べる(花山周子) 青磁社『風とマルス』(霞ケ浦)より 霞ヶ浦の実景を目にしてはいないのである。霞ヶ浦は、あくまで「障子越し」にある。されど、霞ヶ浦の存在 … 花山周子「障子越しに霞ケ浦」芸術家は瞬間移動ができるのか

時の文化整理に耐えた 障子越しに霞ケ浦があるという夜の座敷に鰻丼を食べる(花山周子) 青磁社『風とマルス』(霞ケ浦)より 霞ヶ浦の実景を目にしてはいないのである。霞ヶ浦は、あくまで「障子越し」にある。されど、霞ヶ浦の存在 … 花山周子「障子越しに霞ケ浦」芸術家は瞬間移動ができるのか

人間は人間を死なせたくない ごめんなさいこの世は難儀なところにて嫌がる酸素マスクも当てる(五十嵐順子) 『詩客』「見るのみ」より 人間は、人間を、死なせるわけにいかない。このテーゼが、こうもわかりやすく腑に落ちた例を、わ … 五十嵐順子「嫌がる酸素マスクも当てる」何度でも歌える短歌

思い出を素直に短歌にしようと 給食をガキ大将に多く盛る弟分の手指は小ちゃく(式守操) 栗木京子・選:題詠「給食」より 短歌de胸キュン)は、2021年3月28日を最後に、「NHK短歌」本体へ再統合されました NHK短歌( … NHK短歌(短歌de胸キュン)佳作「給食」で捨てた語彙

3回目のチャレンジの犬 内にある波の光を描き出す舌でかがやく水をのむ犬(式守操) 松村正直・選:題詠「犬」より 今回は、佳作秀歌で採っていただきました。佳作より掲載順位が早かった。 むろん入選の方がいいに決まっている。と … NHK短歌佳作秀歌「犬」で三度目の正直/どう改作したのか

この短歌がおもしろい理由を知りたかった ヘラクレスオホカブト欲しきといふ少女脱毛をした腕の照りつつ(梅内美華子) KADOKAWA『短歌』2015.9月号「船形石」より 短歌を読むようになって、でも、ぼくも歌をつくる、と … 梅内美華子「脱毛をした腕」人間の世界にひしめきあるを知る

殺意は言語化されて短歌にできるのか 人生なんて分かれ道ばっかりなのである。しょっちゅうぶつかる分かれ道を、自分の夢や希望を飽和させて、都度、そのからだをくくっとどちらかへ押し出す。 ところが、押し出した先は、凶悪犯罪があ … 田中槐『サンボリ酢ム』法律と短歌は殺意をどう言語化するか