NHK短歌佳作「チーム(仲間)」なぜそれを詩と覚えられたのか

仲間に詩を覚えたことがあったか 十年を支社と電話で処理をした相手の生の声がいとしい(式守操) 佐佐木頼綱・選題詠「チーム(仲間)」より NHK短歌佳作で一首、採っていただきました。 お題が「チーム(仲間)」である、と。 … NHK短歌佳作「チーム(仲間)」なぜそれを詩と覚えられたのか

仲間に詩を覚えたことがあったか 十年を支社と電話で処理をした相手の生の声がいとしい(式守操) 佐佐木頼綱・選題詠「チーム(仲間)」より NHK短歌佳作で一首、採っていただきました。 お題が「チーム(仲間)」である、と。 … NHK短歌佳作「チーム(仲間)」なぜそれを詩と覚えられたのか

お題を考え過ぎてしまうきらいあり 昼食を逃してつまむおにぎりにコピーの音がひえびえひびく(式守操) 田村元・選題詠「食べる」より NHK短歌佳作で一首、採っていただけました。 わたしにはハードルが高いお題でした。 アイデ … NHK短歌佳作「食べる」コピー機のかなしい音はいずれに響く

まずは一言たのしいです 「安寧」の意味など今日は訊いてくる佐藤かおりに何がありしか(森山良太) KADOKAWA『現代短歌アンソロジー』平成二十七年下巻(人)より 「佐藤かおり」にはふだんからこのような唐突な問いがよくあ … 森山良太「佐藤かおり」短歌に口語体と文語体が共鳴する魅力

怖い 背後より子の首に手をかけてみる温かき肉の怖い感触(大崎安代) 短歌研究社『象を飼う家』(格安)より アタリマエであるが、子の首をしめようとした、とは詠んでいない。 しかし、「子の首」を「温かき肉」とする「温かき」が … 大崎安代「子の首に手を」愛するわが子の首に幸福の裂け目が

異空間に転移させる短歌 十号坂十号通り商店街いつ来ても人居らず豆腐屋(光森裕樹) 第54回(2008年)角川短歌賞「空の壁紙」より 知らない道に迷い込んでしまったのではない。「十号坂十号通り商店街」なる名がちゃんとある道 … 光森裕樹「十号坂十号通り商店街」サイバースペースの豆腐屋

日記に書かれていた<わたし> 娘が来てカネを盗むと書く父の日記数冊紐に括りぬ(浜名理香) KADOKAWA『短歌』2018.8月号「柿の花」より 「父の日記」に、遠い日の淡い思い出が、おさまっていた。その「数冊」は、親の … 浜名理香「眺めたつ」<わたし>の肖像に精悍な気があること