短歌における生きる歳月/久保田登の短歌より/「心放てば」

1 どのように生きたかなどと問はれれば八十歳の身には堪(こた)へる(久保田登) ながらみ書房『短歌往来』2025年5月号「窓を開ければ」より 2 年が明けて、来年、夏になれば、筆者も、62になる。これがまったく実感がない … 短歌における生きる歳月/久保田登の短歌より/「心放てば」
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1 どのように生きたかなどと問はれれば八十歳の身には堪(こた)へる(久保田登) ながらみ書房『短歌往来』2025年5月号「窓を開ければ」より 2 年が明けて、来年、夏になれば、筆者も、62になる。これがまったく実感がない … 短歌における生きる歳月/久保田登の短歌より/「心放てば」

1 保育所の隣りのビルの地下にあり昼は閉ざせるニューハーフパブ(小島一記) 本阿弥書店『歌壇』2017.5月号「通勤電車を待つしじま」より こんな隣り合わせがあっていいのか。と、言ってはアウトなのか。 そう思って当然だと … 小島一記の短歌より/保育所とニューハーフパブの共存の可否

1 「カミさんが壊れかかって」別れぎわに言わでものこと口にしたりき(千々和久幸) KADOKAWA『短歌』2015.7月号「それじゃ行くよ」より 2 「壊れかかって」とは、認知症の初期症状か。何らかの精神疾患か。認知症の … 千々和久幸の短歌より/妻の異変を話すことになぜ逡巡がある

1 現代では読まれなくなったが、文学史に、ショートショートの作家として、山川方夫の存在がある。星新一で知られるショートショートの、あのショートショートである。山川方夫には、『予感』という、こんな掌編がある。バスに乗ってい … 佐田毅の短歌より/人間大丈夫と思えば大丈夫としましょうよ

1 本日2025年(令和7年)1月3日。わたしにとって、今年は、還暦の年越しになった。 2 四十年むかしの新聞スクラップかくも活字は小さかりしか(山野吾郎) KADOKAWA『短歌』2016.2月号「欣快とする」より 作 … 山野吾郎「欣快とする」年明けとはこんなにめでたかったのか

1 土と共に生きては来たが頬つ被りの似合ふ男にやまだまだなれぬ(時田則雄) KADOKAWA『短歌』2014.10月号「のつぺらぼう」より <わたし>の背景は、舗装されたアスファルトではあるまい。「土」の見える大地を従え … 時田則雄の短歌より/大空と大地と人間/勁烈なる生命の衝動
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