奇蹟より尊く/服部真里子の短歌/王の王の金の砂/金印とは

1 聖書を読むと、イエス・キリストは、その活動の初期に、多くの奇蹟(しるし)を行った。たとえば、パンを5千人に分け与えたそうな。そんな超常現象、いかがわしいカルト組織じゃあるまいし、と思っても責められないだろう。霊的体験 … 奇蹟より尊く/服部真里子の短歌/王の王の金の砂/金印とは
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1 聖書を読むと、イエス・キリストは、その活動の初期に、多くの奇蹟(しるし)を行った。たとえば、パンを5千人に分け与えたそうな。そんな超常現象、いかがわしいカルト組織じゃあるまいし、と思っても責められないだろう。霊的体験 … 奇蹟より尊く/服部真里子の短歌/王の王の金の砂/金印とは

1 生きている証のスタンプ押すように母はポンポン杖つき進む(くりはらさとみ) 読売歌壇25.06.10俵万智・選より 筆者(式守)は、この一首で、残された人生の問いの答えを、目の前の霧が晴れるように見せてもらった。 2 … 残された命の問いの答えにしたい/読売歌壇俵万智選歌欄より

1 どのように生きたかなどと問はれれば八十歳の身には堪(こた)へる(久保田登) ながらみ書房『短歌往来』2025年5月号「窓を開ければ」より 2 年が明けて、来年、夏になれば、筆者も、62になる。これがまったく実感がない … 短歌における生きる歳月/久保田登の短歌より/「心放てば」

1 保育所の隣りのビルの地下にあり昼は閉ざせるニューハーフパブ(小島一記) 本阿弥書店『歌壇』2017.5月号「通勤電車を待つしじま」より こんな隣り合わせがあっていいのか。と、言ってはアウトなのか。 そう思って当然だと … 小島一記の短歌より/保育所とニューハーフパブの共存の可否

1 「カミさんが壊れかかって」別れぎわに言わでものこと口にしたりき(千々和久幸) KADOKAWA『短歌』2015.7月号「それじゃ行くよ」より 2 「壊れかかって」とは、認知症の初期症状か。何らかの精神疾患か。認知症の … 千々和久幸の短歌より/妻の異変を話すことになぜ逡巡がある

1 現代では読まれなくなったが、文学史に、ショートショートの作家として、山川方夫の存在がある。星新一で知られるショートショートの、あのショートショートである。山川方夫には、『予感』という、こんな掌編がある。バスに乗ってい … 佐田毅の短歌より/人間大丈夫と思えば大丈夫としましょうよ
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