横山未来子

コラム

短歌の前に/原罪とイエスをめぐる天才二人パウロとニーチェ

短歌において、最近、筆者は、新約聖書を下敷きにしたものに傾斜するところがある。難病に遭って、余命が突き付けられてみると、こうもなるらしい。が、正式なキリスト教徒ではない。ないが、少しは(少しであるが)積極的に勉強してもいて、今回は、そのあた...
おすすめの歌集

横山未来子『水をひらく手』その目と耳は時を見て時を聴ける

まずは鮮やかな香りを木犀の今日新しき香を容るるからだかすかに浮き上がりたり(横山未来子)短歌研究社『水をひらく手』(木目)より鋭い嗅覚である。「香」を起点に詠まれた短歌がどれだけあるだろう。次の一首もまた。截られたるレモンの香り明るめばしば...
おすすめの一首

横山未来子「とほく眠るからだをおもふ」うすい目に美が沈む

なるほどこれが歌人かとほく眠るからだをおもふかすかなるなゐの過ぎたる薄明のなか(横山未来子)KADOKAWA『現代短歌アンソロジー』平成二十七年下巻(春)より地震があるぞ、となると、目が覚めることがある。あ、揺れた、となって、すぐおさまると...
モチベーション

C子「とんとん元気に」投稿歌人必読米川千嘉子名著のご案内

子どもに教わる階段をとんとん元気に上がりゆく待ち合わせのなき北大路駅(C子)三省堂『親子で楽しむこども短歌教室』(短歌を作ってみよう!)より米川千嘉子の編・著である。すげーぞ、これ。一生もんよ。C子ちゃんのCは、ご本人の千嘉子のCからか。歌...