コラム 柳原恵津子の短歌より/父と娘のたった五分を永遠の歌にする 1「してないかね、 けんかは?」息を吐ききって父は訊ねた五分の会いで(柳原恵津子)左右社『水張田の季節』(冬樹の枝)より2父に娘が受けた感情は、とうてい言葉に尽し難い。夫婦げんかをしてないか、との娘への問いと思われる。別の記事で引いたが、<... 2024.08.10 コラム
おすすめの歌集 柳原恵津子『水張田の季節』新鮮な感度を失わない人生がある サンダルとウインナー生きているだけでふたたび夏は来て抜け殻に似た棚のサンダル(柳原恵津子)左右社『水張田の季節』(花に額ずく)より「生きているだけで」と。微量の焦燥がうかがえる。<わたし>は、その「生きている」ことに、迂闊な女性ではないよう... 2024.06.15 おすすめの歌集