梅内美華子

おすすめの一首

岡本貞子「明日は夜行で」イレギュラーにあわてない大人の歌

世俗の中でその前に為さねばならぬ二つ三つ 明日は夜行で行かうと思ふ(岡本貞子)KADOKAWA『短歌』2015.7月号「夜の川」より短歌というのは、そこに詠まれていることの、そのほとんどは、いたって単純なことなのである。わたしが大好きな短歌...
おすすめの歌集

梅内美華子『夏羽』春を迎える安堵に夭(わか)き日の重さが

果報はまだ尽きていない金網のひし形くぐりこれの世へ出でたるごとき顔するとかげ(梅内美華子)短歌研究社『夏羽』(香ばしき)より大きな波をのりこえてぽっかりと顔を出すと世界が違って見えることがある。そのようなことが人生にある。そのような短歌とし...
おすすめの一首

梅内美華子「脱毛をした腕」人間の世界にひしめきあるを知る

この短歌がおもしろい理由を知りたかったヘラクレスオホカブト欲しきといふ少女脱毛をした腕の照りつつ(梅内美華子)KADOKAWA『短歌』2015.9月号「船形石」より短歌を読むようになって、でも、ぼくも歌をつくる、とはまだなっていない時に読ん...
モチベーション

C子「とんとん元気に」投稿歌人必読米川千嘉子名著のご案内

子どもに教わる階段をとんとん元気に上がりゆく待ち合わせのなき北大路駅(C子)三省堂『親子で楽しむこども短歌教室』(短歌を作ってみよう!)より米川千嘉子の編・著である。すげーぞ、これ。一生もんよ。C子ちゃんのCは、ご本人の千嘉子のCからか。歌...