時田則雄の短歌より/大空と大地と人間/勁烈なる生命の衝動

1 土と共に生きては来たが頬つ被りの似合ふ男にやまだまだなれぬ(時田則雄) KADOKAWA『短歌』2014.10月号「のつぺらぼう」より <わたし>の背景は、舗装されたアスファルトではあるまい。「土」の見える大地を従え … 時田則雄の短歌より/大空と大地と人間/勁烈なる生命の衝動
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1 土と共に生きては来たが頬つ被りの似合ふ男にやまだまだなれぬ(時田則雄) KADOKAWA『短歌』2014.10月号「のつぺらぼう」より <わたし>の背景は、舗装されたアスファルトではあるまい。「土」の見える大地を従え … 時田則雄の短歌より/大空と大地と人間/勁烈なる生命の衝動
何から何まで魅力的 雪を食へばしらゆきひめになるといふわが嘘を聞く耳やはらかし(時田則雄) 第26回(1980年)角川短歌賞「一片の雲」より 何から何まで魅力的な歌である。 わたくし式守は、この一首のどこがどう魅力だった … 時田則雄「しらゆきひめになるといふ」嘘が永遠に勝利する耳