田口綾子

おすすめの歌集

田口綾子『かざぐるま』このままではいられない青春の美しさ

独立心洗はずに持ち帰る服ちちははの晩年に食ひこみすぎぬやう(田口綾子)短歌研究社『かざぐるま』(ただいま)よりこの判断の、いかにも聡明なあり方が、わたしを、『かざぐるま』の<わたし>から目を離せなくする。迅速ではない。果断でもない。加減がよ...
おすすめの歌集

田口綾子『かざぐるま』女性非常勤講師と男子生徒の精神年齢

女御「女御」の読み問へば「おなご」と答へゐて一枚めくればそこには「あねご」(田口綾子)短歌研究社『かざぐるま』(ぬめり)より田口綾子の『かざぐるま』に、うすらバカな男子が、ちょいちょい登場する。<わたし>は、高校の非常勤講師であるが、頭が下...
おすすめの一首

田口綾子「熱々のうちに」短歌をテコに人間の表を裏にめくる

この歌人の短歌をもっと読みたくなる短歌見慣れぬ色の見知らぬ路線図ひろげつつ旅行へいかうとはしやぎゐるひと(田口綾子)本阿弥書店『歌壇』2017年7月号「ごはん!」よりこの連作「ごはん!」は、歌集『かざぐるま』(短歌研究社)に収録されています...