鈴木美紀子

お知らせ

NHKラジオ深夜便「ほむほむのふむふむ」で紹介されました

NHKラジオ2026年6月8日㈪午後11:05からの「NHKラジオ深夜便「ほむほむのふむふむ」」<穂村弘さん>で、拙作が紹介されました。テーマが「おにぎり」の回でした。手が痛い母のおにぎり遠足でいったんぎゅっとしてから食べた母の手をちょっと...
お知らせ

鈴木美紀子さんのXに寸評をいただきました

1鈴木美紀子さんの第二歌集『金魚を逃がす』の新しい記事を起こしました。鈴木美紀子さんのXに寸評をいただきました。これは既に記事にしたものの姉妹編で、既に記事にしたものでは踏み込めなかったところをわたしなりに模索したものでした。それはわたしに...
おすすめの歌集

短歌でそれはなぜ「ひかる」/鈴木美紀子『金魚を逃がす』

ひかる/夜空にどうしてもわたしの指のとどかない背中の留め金 夜空にひかる(鈴木美紀子)コールサック社『金魚を逃がす』(何番目の月)より留め金を留めてくれる人は、ご自宅にいなかったらしい。その留め金ははずれたままの背中で、夜の外に出たのか。こ...
お知らせ

歌人の鈴木美紀子さんのXにリンクを張っていただきました

1歌人の鈴木美紀子さんのXにリンクを張っていただきました。鈴木美紀子さんの歌集『金魚を逃がす』(コールサック社)の記事を読んでいただいて、その記事のリンクです。2鈴木美紀子さんご本人のお目に留まって、これをリンクしていただいたことは、まこと...
コラム

鈴木美紀子の短歌の「結晶」/殺意か純潔か/無呼吸症候群に

1息をしているのかどうかたしかめるたびにこわしてしまう結晶(鈴木美紀子)コールサック社『金魚を逃がす』(結晶)より2わたしは、別の記事で、鈴木美紀子の次の一首を挙げた。(この一首のための記事ではなったが)ほんとうはあなたは無呼吸症候群おしえ...
おすすめの歌集

鈴木美紀子『金魚を逃がす』どうする/そして人生にしおり紐

短歌を退屈にしない金魚病室の花瓶の水を替えるとき金魚を逃してしまった気がして(鈴木美紀子)コールサック社『金魚を逃がす』(金魚を逃がす)より「病室の花瓶の水を替える」場面で、<わたし>は、金魚を惜しんでおいでなのである。あら、いけない、そん...
コラム

短歌は抑圧されたドッペルゲンガーの<わたし>を生み出すか

120代後半だった。東京の私鉄の某駅で降りるときに、ホームから乗り込む人は、わたしと姿形が同じだった。お互いに驚愕の顔を見せ合った。そっくりだったことはたしかだが、もはや同一人物だったのかどうか、そこまで観察するゆとりを、時間的にもそうであ...
コラム

短歌の読み方に『ノルウェイの森』で生まれた読み方は可能か

1ハルキストではないが、村上春樹の『ノルウェイの森』は、いくたりと読み返した。嘘というものは何か、都度、深く考えさせられる。だからと言って、『ノルウェイの森』は、嘘がテーマの小説ではない。また、嘘を動力として、物語を、先へ先へと読ませている...
おすすめの歌集

鈴木美紀子『風のアンダースタディ』「非常口」水をとどめる

劇的な非常口の扉海までの道を誰かに訊かれたらあの非常口を指し示すだけ(鈴木美紀子)書肆侃侃房(新鋭短歌シリーズ)『風のアンダースタディ』(風のバラード)よりこの世界は、まず自分という個人がいて、この個人をめぐって環境というものがある。が、鈴...
モチベーション

鈴木美紀子「トィンクル」短歌なんてやめておけばよかったか

まずこの短歌をトィンクル、トィンクル、って星空にアフレコしていたお通夜の帰り(鈴木美紀子)KADOKAWA『短歌ください(双子でも片方は泣く夜もあ篇)』テーマ・きらきらよりこの一首は、コールサック社『金魚を逃がす』の「トィンクル」にも収めら...
おすすめの歌集

鈴木美紀子『風のアンダースタディ』短歌と出逢ってよかった

平成最高の読書体験だったのである短歌を始めてすぐ好きになった歌人の、その第一歌集である。どの国も、物語と言えば、男女関係の話が多くなる。そして、それは、文芸では、小説として流通するが……。わたしは、男女の物語を、歌集で感動できたことが新鮮だ...