西行

短歌往来より

題詠新論/渡邊新月さんより/『短歌往来』2026年6月号

『短歌往来』2026年6月号を購読。松村正直さんの「評論月評」をおもしろく読む。「かりん」4月号の渡邊新新月さんの評論「偏見と普通、虚構と現実―題詠新論」のご紹介。結社誌にまで手がまわらない者に、このような“月評”は、ほんとうにありがたい。...
コラム

西行の歌/苦しむ身は苦しむための身にあらず/月を任せてん

1これは、趣味を持つとか持てないとか、そのようなレベルの話ではない。若い人は、わたしが若かった頃もそうであるが、この人生に何ができるか自分の可能性を探るが、いたずらに時間は過ぎるばかりで、気がつくと中高年になっている。仕事に埋没して、その外...
モチベーション

西行「果てはいかにか」短歌のために徒労を生きてみる覚悟を

西行のこの歌が好きである行方なく月に心の澄み澄みて 果てはいかにかならんとすらん(西行)<山家集353>この一首を、恋の歌、とする向きがある。また、朝廷に心をのばしている、そういう読みもある数多の解釈がある、それぞれ出典を、ここに明らかにし...
モチベーション

石川啄木「われよりえらく見ゆる日よ」千葉聡に相談した彼女

千葉聡もまたそうだった『「詩客」短歌時評』というブログがある。その短歌時評の155回は、「歌人を続ける、歌人をやめる」とのタイトルで、歌人をやめようと思っている大学生歌人の話が載せられていた。(2020.05.06)著者は、千葉聡氏である。...
おすすめの一首

安藤あきよ「まだ幸せな吾なり」病の人に元気を与えられる

受苦が愛へと肉色の義肢見ればまだ幸せな吾なりコルセット修理待つ間を(安藤あきよ)「未来」昭和33年8月号よりこれは、六法出版社の歌集『灯台の灯』の跋(「灯台の灯」に寄せて)に紹介された一首である。今西久穂氏の手による跋である。「肉色の義肢」...