黒瀬珂瀾

どう作歌したか

読売歌壇「こんな失恋」郷愁/たかだかほこりに難儀でこんな

清掃の仕事中にチリトリをふわりとかわすわたぼこりいくらかあったこんな失恋(式守操)選者:黒瀬珂欄(25.01.20)より冬。建物の共用通路は、端に、隅に、ほこりがよくたまる。わたしは、清掃作業員である。現場によっては業務用の掃除機を使うが、...
採用されました

『読売歌壇』について詳しく説明します

「読売歌壇」について『読売新聞』の短歌投稿コーナー。【選者】小池光・栗木京子・俵万智・黒瀬珂瀾(全4名)<希望選者別に投稿する>わたくし式守は、黒瀬珂瀾の欄に特化しての投稿です他の選者に思うところがあってではありません(念のため)掲載曜日朝...
どう作歌したか

読売歌壇3席「お荷物でごめんなさい」その重さは軽いほどに

わたしへの負い目にお荷物でごめんなさいと言う妻の体重さらに減ってしまえり(式守操)選者:黒瀬 珂瀾(24.04.01)より3席でした。【評】が付きました。【評】ハンデを抱える妻を懸命に支える。心配なのは妻の身体だけでなく、自身を責めがちなそ...
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読売歌壇3席「天井に剣」既に持っている短歌用サイズの言葉

わたしの横で眠る妻高熱の妻のとなりで天井に剣が吊るしてあるように寝る(式守操)選者:黒瀬 珂瀾(22.12.26)より3席でした。【評】が付きました。【評】妻の病がうつるかもしれないと不安がりつつ、しかし隔離もできず。まるで吊るされた剣がお...
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読売歌壇「汗は光る」表現したいポイントの補強にこだわった

労働の汗に価値を置く表現をしたい南米の人の背中に休憩後北半球の汗は光るも(式守操)選者:黒瀬 珂瀾(22.09.19)より実景である。美しいと思った。感じ入ることがいくらかあった。これを短歌にしてみたい、と思った。今回も、短歌を始めて、初の...
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読売歌壇「消火器」そこに何があって何を感じたのかに比重を

消防訓練のたるんだようすを表現してみたい消火器の訓練用をかるがると次の人へと渡すほほえみ(式守操)選者:黒瀬 珂瀾(22.03.15)より消防署指導の消防訓練に参加した経験は誰にもあろう。軽いですよね、あれ。あの消火器。アタリマエですね。訓...
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読売歌壇3席「マネキン」でどの語彙を不要とするかの判断

マネキンを短歌にしてみるこの店の夜のマネキン首はなくこのごろかるく笑顔をよこす(式守操)選者:黒瀬 珂瀾(21.02.22)より3席でした。【評】が付きました。【評】不気味ですね。頭のないマネキンなのに「笑顔」を感じさせるとか。体が消えても...