木曽陽子「わが街に白き館の」見え得ていなかった美の認識を

それはあった 八月の音なき日なれどわが街に白き館の立ちあらわれつ(木曽陽子) 本阿弥書店『歌壇』2016.10月号「獏の見る夢」より 八月。音なき日。白き館。 八月なのに「音なき日」である。音なき日なのに「白き館」なので … 木曽陽子「わが街に白き館の」見え得ていなかった美の認識を
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それはあった 八月の音なき日なれどわが街に白き館の立ちあらわれつ(木曽陽子) 本阿弥書店『歌壇』2016.10月号「獏の見る夢」より 八月。音なき日。白き館。 八月なのに「音なき日」である。音なき日なのに「白き館」なので … 木曽陽子「わが街に白き館の」見え得ていなかった美の認識を
1 太宰治と道づれになりし女性(ひと)の名を忘れしことなにか申し訳なし(木曽陽子) 本阿弥書店『歌壇』2017.10月号「チサの葉」より 記憶にとどめておかなければならない義務などどこにもないのである。でも、この気持ちは … 木曽陽子の短歌より/生きている今と太宰を愛した女性の名前