加藤克巳

コラム

吉野裕之の短歌/その仕事と歌の道で誇りを研ぐ姿があること

1わたしは、十年以上を、マンションの管理人をしているが、ゴミ出しのマナーの悪さに驚くことでは、いっこうに慣れることがない。それは一部の心ない人によるもので、分別など意識している人がいない、ということではもちろんないのであるが、人を騙しても良...
おすすめの一首

吉野裕之「しゃがみゆく秋のビル」この世界に貴重なゲームを

しゃがみゆく秋のビル淡く淡く日はありながら見ていたりゆっくりしゃがみゆく秋のビル(吉野裕之)邑書林 セレクション歌人『吉野裕之集』歌集「ざわめく卵」抄(ふかく刺し交う)より<正しくは「𠮷野裕之」です>建っていたのは一棟だけではあるまい。が、...
コラム

飯田有子の短歌「たすけて」の『可愛くてごめん』への回路

1YouTubeでなんと2131万回(8か月)視聴されていたのである。(23.08.03時点)Chu! 可愛くてごめん生まれてきちゃってごめんChu! あざとくてごめん気になっちゃうよね? ごめんHoneyWorks『可愛くてごめん』作詞:...
おすすめの歌集

加藤克巳『玄青』人間にはかなしみの手さえふる力があること

加藤克巳の韻律酔ひみだれ一人は暗き海にくだる弱小なり人間の後(うしろ)かげ(加藤克巳)短歌新聞社加藤克巳『玄青』「エスプリの花」抄(灰色の空)より加藤克巳の韻律は独特である、との趣旨の評を、加藤克巳を調べていると、多く読む。その評を、ここに...