短歌も天体に依存しているのではないか/国分良子の歌を例に

1 警報器が鳴って遮断機下り始む今日は誰とも話していない(国分良子) 本阿弥書店『ぴいかんの空』(鳥海山)より こんなことはある。まったく同じ経験は一度もないのにわかる。 2 「今日は誰とも話していない」なあ、と踏切で思 … 短歌も天体に依存しているのではないか/国分良子の歌を例に
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1 警報器が鳴って遮断機下り始む今日は誰とも話していない(国分良子) 本阿弥書店『ぴいかんの空』(鳥海山)より こんなことはある。まったく同じ経験は一度もないのにわかる。 2 「今日は誰とも話していない」なあ、と踏切で思 … 短歌も天体に依存しているのではないか/国分良子の歌を例に
1 『「詩客」短歌時評』というブログがある。 その短歌時評の155回は、「歌人を続ける、歌人をやめる」とのタイトルで、歌人をやめようと思っている大学生歌人の話が載せられていた。(2020.05.06) 著者は、千葉聡氏で … 千葉聡氏の時評「歌人を続ける、歌人をやめる」について
千葉聡もまたそうだった 『「詩客」短歌時評』というブログがある。 その短歌時評の155回は、「歌人を続ける、歌人をやめる」とのタイトルで、歌人をやめようと思っている大学生歌人の話が載せられていた。(2020.05.06) … 石川啄木「われよりえらく見ゆる日よ」千葉聡に相談した彼女
啄木と同じことをしてみる 大(だい)という字を百あまり砂に書き死ぬことをやめて帰り来きたれり(石川啄木) 『一握の砂』 短歌っておもしろいな、となっても、知っている歌人などほとんどいなかったのである。 幾人かは知っていた … 石川啄木「大という字を百あまり」トライ・アンド・エラーを