浜田康敬

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浜田康敬の短歌より/いかに生きるか/それをいかに詠むか

1 わが指を噛みしギヤーに注油する痛む傷口温めながら(浜田康敬) 第7回(1961年)角川短歌賞「成人通知」より 一読して、こう思うのだ。この一首の、この調べは何。この低音は何、と。このような仕事ゆえにこのような目に遭っ 浜田康敬の短歌より/いかに生きるか/それをいかに詠むか