Generated by All in One SEO v5.0.0.1, this is an llms.txt file, used by LLMs to index the site. # 短歌研究室 ボクを待ってくれていた歌 ## Sitemaps - [XML Sitemap](https://shikimorimisao.com/sitemap.xml): Contains all public & indexable URLs for this website. ## 投稿 - [『短歌ください』について詳しく説明します](https://shikimorimisao.com/keisai/tannkakudasai/) - 「短歌ください」について 『ダ・ヴィンチ』の短歌応募コーナー。 【選者】穂村弘(1名) 掲載日 『ダ・ヴィンチ - [岡野大嗣さんに『短歌ください』のイベントで紹介されました](https://shikimorimisao.com/news/news7/) - 1 岡野大嗣さんにイベントで拙作を紹介していただきました。 『短歌ください 海の家でオセロ篇』の出版を記念して - [遠山光栄「我にふれじと磨く」繊細はこれを試練に生き続けた](https://shikimorimisao.com/tanka/tooyamamitsue/) - 短歌で人間が先に砕けることを ひたむきに鏡をみがく底ごころ得堪えぬ我にふれじと磨く(遠山光栄) 東京堂出版『現 - [NHK短歌佳作秀歌「犬」で三度目の正直/どう改作したのか](https://shikimorimisao.com/process/report3/) - 3回目のチャレンジの犬 内にある波の光を描き出す舌でかがやく水をのむ犬(式守操) 松村正直・選:題詠「犬」より - [虫追篤「刺さってゆく」緻密に選ぶ語彙で不気味な世界を生む](https://shikimorimisao.com/tanka/musouatsushi/) - 緻密に語彙を手当てする 硝子目の熊は静かに幼子に針が刺さってゆくのを見てる(虫追篤) 『ダ・ヴィンチ』2022 - [長嶺元久「四十年間務めたるけふも」一人生をかけて咲いた花](https://shikimorimisao.com/tanka/nagaminemotohisa/) - 過ぎた日々が短歌で試される 内科医を四十年間務めたるけふも読みをり『風邪の診かた』を(長嶺元久) 本阿弥書店『 - [梅内美華子『夏羽』春を迎える安堵に夭(わか)き日の重さが](https://shikimorimisao.com/kajin/umenaimikako2/) - 果報はまだ尽きていない 金網のひし形くぐりこれの世へ出でたるごとき顔するとかげ(梅内美華子) 短歌研究社『夏羽 - [読売歌壇3席「マネキン」でどの語彙を不要とするかの判断](https://shikimorimisao.com/process/report2/) - マネキンを短歌にしてみる この店の夜のマネキン首はなくこのごろかるく笑顔をよこす(式守操) 選者:黒瀬 珂瀾( - [望郷の良寛/山形爛藤の杖/武藤正治「異形の良寛」を基に](https://shikimorimisao.com/kajin/ryoukan4/) - 1 故郷に戻る人と戻らない人がいるらしく、乱読の中で知ったことだが、与謝蕪村は帰らなかった。が、松尾芭蕉は帰っ - [短歌で読者を目撃者にする/カメラワーク/阪森郁代さんより](https://shikimorimisao.com/motivation/sakamoriikuyo10/) - 単なる公園の説明ではない まつすぐに伸びて縦横シンメトリーこの公園は薔薇の領域(阪森郁代) ながらみ書房『短歌 - [岡田悠束「愛ほし」ゾンビだから愛が見えてくるのではないか](https://shikimorimisao.com/tanka/okadayuzuka/) - ゾンビだったがばかりに 痛みなく哀しみもなく頭蓋から撃ち抜かれゆくゾンビ愛ほし(岡田悠束) ながらみ書房『短歌 - [大橋恵美子「ザリガニをとる」宿題はむしろ親にドラマを生む](https://shikimorimisao.com/tanka/oohashiemiko/) - 子の宿題は家全体を揺るがすように 一年生の「ザリガニをとる」宿題が一家の土日の予定を変える(大橋恵美子) 河出 - [良寛の出家は家出だったのか/武藤雅治「異形の良寛」を基に](https://shikimorimisao.com/kajin/ryoukan3/) - 1 良寛は、名主の子だった。あれは出家と言うより家出である、との説は、説得力がある。当時の家父長制の重圧を思え - [良寛の遁走/無力哀訴の歌が/武藤正治「異形の良寛」を基に](https://shikimorimisao.com/kajin/ryoukan2/) - 1 良寛は、名主の子であった。 良寛の生きた江戸時代の名主(庄屋)は、村の政治や税金の管理をおこなった農民の最 - [田口綾子『かざぐるま』女性非常勤講師と男子生徒の精神年齢](https://shikimorimisao.com/kajin/taguchiayako2/) - 女御 「女御」の読み問へば「おなご」と答へゐて一枚めくればそこには「あねご」(田口綾子) 短歌研究社『かざぐる - [飯田有子の短歌「たすけて」の『可愛くてごめん』への回路](https://shikimorimisao.com/column/iidaariko/) - 1 YouTubeでなんと2131万回(8か月)視聴されていたのである。 (23.08.03時点) Chu! - [短歌における肉体と精神/奈落の口が/花山周子の短歌より](https://shikimorimisao.com/column/hanayamasyuuko5/) - 1 夜の風のぼおーぼおーっと吹く夜の腹筋を百回すれば開く奈落の口が(花山周子) 小さな娘抱き上げるときの感触が - [短歌で蘇る人が/会いたや/人間の死んだ部分を減らすこと](https://shikimorimisao.com/column/columnanndouakiyo/) - 1 圧測る白衣の少女の素直さがゼミ学生の顔に重なる(安藤あきよ) 六法出版社『灯台の灯』(伊吹嶺)より こんな - [靑木ゆかり「ひとりぽつち」悲しい風のどうあっても悲しい音](https://shikimorimisao.com/tanka/aokiyukari/) - 現代にはない「ひとりぽつち」 君の電車闇に消ゆればまた暫くひとりぽつちの我と思ひぬ(靑木ゆかり) 第5回(19 - [三井修「明日の予定はみなばかばかし」なるほどこれが短歌か](https://shikimorimisao.com/tanka/mitsuiosamu/) - 短歌には短歌の作り方があるらしい 正座して夕陽見ている犬のいて明日の予定はみなばかばかし(三井修) 角川学芸出 - [千葉聡「副部長あっくんの」中高年ニューカマーはかく思いき](https://shikimorimisao.com/tanka/chibasatoshi/) - 短歌とはまず楽しいものらしい 副部長あっくんの背を追いながら今日は保土ヶ谷公園二周(千葉聡) 本阿弥書店『歌壇 - [鈴木美紀子『風のアンダースタディ』短歌と出逢ってよかった](https://shikimorimisao.com/kajin/suzukimikiko/) - 平成最高の読書体験だったのである 短歌を始めてすぐ好きになった歌人の、その第一歌集である。 どの国も、物語と言 - [手毬の良寛の真実/その歌は/武藤正治「異形の良寛」を基に](https://shikimorimisao.com/kajin/ryoukan/) - 1 良寛と言えば、子どもたちと手毬をついている姿を思い浮かべる。いかにも記号的であるが、これは、良寛の代名詞で - [孤高と哀愁の歌/社会詠の罠を超えて/本多稜さんの短歌より](https://shikimorimisao.com/tanka/hondaryou/) - これは時事詠や社会詠の短歌か 水面下では小型株ずたずたに大方はもう二割の下落(本多稜) ながらみ書房『短歌往来 - [『NHK短歌』について詳しく説明します](https://shikimorimisao.com/keisai/nhktannka/) - 「NHK短歌」について 毎週決められた題の短歌を全国から公募して、それを、選者が評価する。 放送 Eテレ・毎週 - [『読売歌壇』について詳しく説明します](https://shikimorimisao.com/keisai/yomiurikadann/) - 「読売歌壇」について 『読売新聞』の短歌投稿コーナー。 【選者】小池光・栗木京子・俵万智・黒瀬珂瀾(全4名) - [短歌で国家の心臓部を表現する/日本銀行/阪森郁代さんより](https://shikimorimisao.com/column/sakamoriikuyo9/) - 1 どちらへゆくも気の向くままを良しとして日本銀行目の前にある(阪森郁代) ながらみ書房『短歌往来』2026年 - [短歌で指笛を鳴らせない大人の話を/恩田英明さんの短歌より](https://shikimorimisao.com/tanka/ondahideaki/) - 指笛を鳴らせない大人 指笛がうまく鳴らねば大人とはどこかつまらぬものかも知れぬ(恩田英明) ながらみ書房『短歌 - [題詠新論/渡邊新月さんより/『短歌往来』2026年6月号](https://shikimorimisao.com/tankaourai/tankaourai24/) - 『短歌往来』2026年6月号を購読。松村正直さんの「評論月評」をおもしろく読む。「かりん」4月号の渡邊新新月さ - [若者の生き方そのものの短歌/『短歌往来』2026年6月号](https://shikimorimisao.com/tankaourai/tankaourai25/) - 『短歌往来』2026年6月号を購入。「今月の新人」をおもしろく読む。 三重濃厚珈琲さんの連作「愛込町」の紹介。 - [柴田葵の短歌より/「実際」の増幅/それは衒われた奇でなく](https://shikimorimisao.com/column/shibataaoi/) - 1 あの友は私の心に生きていて実際小田原でも生きている(柴田葵) 『母の愛、僕のラブ』 小学館『短歌のガチャポ - [松村正直「待ってくれたろう」別の人生もあった夢のせつなさ](https://shikimorimisao.com/tanka/matsumuramasanao/) - 待ってくれたろう 待つように言ったら待ってくれたろう二十分でも二十年でも(松村正直) 書肆侃侃諤房『短歌タイム - [歌人の松村正直さんのブログにリンクを張っていただきました](https://shikimorimisao.com/news/news12-2/) - 1 歌人の松村正直さんのブログにリンクを張っていただきました。 松村正直さんの歌集『駅へ』の中の一首の記事を読 - [玉井まり衣『盗撮の犬』コンプライアンスを一気に無効化する](https://shikimorimisao.com/tanka/tamaimarii2/) - 盗撮の犬 盗撮の犬の写真が付けられたメールが届く正月二日(玉井まり衣) ながらみ書房『短歌往来』2026年3月 - [短歌における助詞について/玉井まり衣の短歌より/光と闇が](https://shikimorimisao.com/tanka/tamaimarii3/) - 大好きなあなたへ 助詞ばかりやたらついてる文章を一日一回深夜に送る(玉井まり衣) ながらみ書房『短歌往来』20 - [短歌における若さ/60年代と現代/持田鋼一郎さんの短歌より](https://shikimorimisao.com/column/mochidakouichirou/) - 1 崩れ行く土壁に浅き日は降りて菜種の花は黄にほころびぬ(持田鋼一郎) 『短歌往来』2026年5月号、持田鋼一 - [西行の歌/苦しむ身は苦しむための身にあらず/月を任せてん](https://shikimorimisao.com/column/columnsaigyou/) - 1 これは、趣味を持つとか持てないとか、そのようなレベルの話ではない。 若い人は、わたしが若かった頃もそうであ - [拙著『色えんぴつを』のECサイトを開設しました/式守操書店です](https://shikimorimisao.com/news/news28/) - 昨年(2025年)春に出版した式守操第一歌集『色えんぴつを』に限定のECサイトを開設しました。 お時間がおあり - [『短歌往来』2026年8月号に片桐宏子さんの第一歌集『不覚』の書評を寄稿しました](https://shikimorimisao.com/news/news27/) - 『短歌往来』2026年8月号に片桐宏子さんの第一歌集『不覚』の書評を寄稿しました。 まことに尊い一冊です。 ど - [短歌における闇/こっそりと先回りする影/高島裕の短歌より](https://shikimorimisao.com/tanka/takashimayutaka3/) - アメリカ大統領は脇役 トランプ支持者の気落ちはわかる、こつそりと先回りする影は見えつつ(高島裕) ながらみ書房 - [短歌の無常/持田鋼一郎氏の連載/『短歌往来』26年5月号](https://shikimorimisao.com/tankaourai/tankaourai23/) - 『短歌往来』2026年5.月号を購読。持田鋼一郎氏の連載・浪々残夢録を今月もおもしろく読む。「無常における中世 - [小黒世茂「左手ぶらん」「いまの」/意識は肉体へ連行された](https://shikimorimisao.com/tanka/oguroyomo/) - 感情というもの 水を飲み左手ぶらんと遊ばせることもわたしのいまの感情(小黒世茂) ながらみ書房『短歌往来』20 - [高島裕「夜深き駐車場より全天を」自意識を消し去った魅力が](https://shikimorimisao.com/tanka/takashimayutaka/) - 母は財布を失くす 二、三日おきに財布を失くす母。さまざまの場所からわが見つけ出す(高島裕) 本阿弥書店『歌壇』 - [高島裕「あのころ花が見えてなかつた」内省を日常の風景に](https://shikimorimisao.com/tanka/takashimayutaka2/) - あのころ花が見えてなかつた ドアノブの形から呼び出す記憶 あのころ花が見えてなかつた(高島裕) 邑書林 セレク - [高島裕の連作/久永草太の時評/『短歌往来』2025.7月号](https://shikimorimisao.com/tankaourai/tankaourai5/) - 『短歌往来』2025年7月号を購読。三宅勇介氏の『倫理と文学』(評論月評)を繰り返し読む。高島裕の『アイデンテ - [短歌に美しい5秒の時空を/くりはらさとみさんの短歌より](https://shikimorimisao.com/tanka/kuriharasatomi9/) - スポンジにクリーム スポンジにクリームをならすようにして秒針は1のあたりをつうか(くりはらさとみ) 「Meet - [くりはらさとみ「折り紙の裏のにおい」迷える羊を捜す尊さを](https://shikimorimisao.com/motivation/kuriharasatomi4/) - 寄り道 折り紙の裏のにおいを嗅ぐような寄り道をまだ始めたばかり(くりはらさとみ) 「Meets Regiona - [歌人の吉田隼人さんのXにリンクを張っていただきました](https://shikimorimisao.com/news/news26/) - 当サイトで記事にした「黒木寧々さんと吉田隼人さんの短歌/『短歌往来』26年5月号」を、歌人の吉田隼人一さんのX - [短歌の身体性/人間はひしひしさみし/佐藤晶さんの短歌より](https://shikimorimisao.com/tanka/satouakira/) - やっぱり歌である 人間はひしひしさみし だとしてもすべては光のなかのできごと(佐藤晶) ながらみ書房『短歌往来 - [黒木寧々さんと吉田隼人さんの短歌/『短歌往来』26年5月号](https://shikimorimisao.com/tankaourai/tankaourai22/) - 『短歌往来』2026年5月号の今月の新人をおもしろく読む。黒木寧々さんの紹介。連作「剥離」掲載。 今までは他人 - [田名網順子『あをぞら』母の役割の奥に隠された瑞々しい輪郭](https://shikimorimisao.com/kajin/tanaamijunko/) - 母であること 眠られず地球真裏の午後二時の娘にライン短く送る(吾の蝶々) 「眠られず」と。娘は、「地球真裏の午 - [内面のノイズがミューとされる短歌/田名網順子さんの歌より](https://shikimorimisao.com/tanka/tanaamijunko2/) - 息が止まるコントラスト 姦しき身の裡の声窓に寄れば雲無き空が青過ぎてゐる(田名網順子) ながらみ書房『短歌往来 - [短歌の言葉を探すこと生み出すこと/田名網順子さんの歌より](https://shikimorimisao.com/column/tanaamijunko3/) - 1 短歌を二首並べる。次の二首は、筆者に、あれこれ思わせるものがあった。そして、その思うことは、作者への好感を - [古谷円『ひきあけを渡る』時間という絶対的な体系は愛を継ぐ](https://shikimorimisao.com/kajin/huruyamadoka5/) - 衝突なき外界 人間は環境になじんでこの人生を送る。しかし、なじむ程度でない人もいるらしい。 歌集『ひきあけを渡 - [柳原恵津子の短歌より/父と娘のたった五分を永遠の歌にする](https://shikimorimisao.com/column/yanagiharaetsuko2/) - 1 「してないかね、 けんかは?」息を吐ききって父は訊ねた五分の会いで(柳原恵津子) 左右社『水張田の季節』( - [柳原恵津子『水張田の季節』新鮮な感度を失わない人生がある](https://shikimorimisao.com/kajin/yanagiharaetsuko/) - サンダルとウインナー 生きているだけでふたたび夏は来て抜け殻に似た棚のサンダル(柳原恵津子) 左右社『水張田の - [野上洋子『花の村』読み返すほどいつまでもここにいたくなる](https://shikimorimisao.com/kajin/nogamiyouko3/) - 第1部:魅力的な「おののき」と「連帯」 秋をさがす遠足に十歳出発す秋はいやおうなく来るものを(野上洋子) 本阿 - [歌人の武富純一さんのXにリンクを張っていただきました](https://shikimorimisao.com/news/news25/) - 当サイトで記事にした「短歌に幸福の儀式が/武富純一さんの短歌より/子どもに還る」を、歌人の武富純一さんのXにリ - [短歌に幸福の儀式が/武富純一さんの短歌より/子どもに還る](https://shikimorimisao.com/tanka/taketomijunichi/) - 自販機ボタンをでたらめに わくわくのこころとなりて目を閉じて自販機ボタンをでたらめに押す(武富純一) ながらみ - [その短歌がおもしろいのには理由がある/久保富紀子さんより](https://shikimorimisao.com/tanka/kubohukiko/) - あれこれ詮索してしまう 首のうしろのチカチカだった何となく遠ざけていた白いセーター(久保富記子) ながらみ書房 - [横田専一「そのままの木」「親子鹿」短歌に童話と童謡を積む](https://shikimorimisao.com/tanka/yokotasenichi/) - 短歌と童話 童話のなか木はこんもりと茂りおりそのままの木が目の前にあり(横田専一) 短歌新聞社『風土』横田専一 - [早野英彦「なかよくあそびましょ」単純ではなかったなかよし](https://shikimorimisao.com/tanka/hayanohidehiko/) - 大きなくりの木の下で 「なかよくあそびましょ」の内向きのニュアンスに少しこだわる(早野英彦) 本阿弥書店『歌壇 - [NHK短歌佳作「比」の完成に迷った2点はこう決着しました](https://shikimorimisao.com/process/report5/) - 小さな生活相の中で題材を探す 亡き母の肩の高さにやわらかく梅がひらくを見おろしており(式守操) 寺井龍哉・選: - [梅の短歌/梅の側が人間を見ているのかも/細溝洋子さんより](https://shikimorimisao.com/tanka/hosomizoyouko-2/) - 桜より梅 桜より深きところを問うてくる梅と思いぬまた逢いに来ぬ(細溝洋子) ながらみ書房『短歌往来』2026年 - [石川幸雄の短歌/距離を無効化する稲妻と恐竜/羨むべき紐帯](https://shikimorimisao.com/tanka/ishikawayukio/) - 稲妻とLINE 稲妻を写していると「恐竜が生まれそうです」LINEが届く(石川幸雄) ながらみ書房『短歌往来』 - [細溝洋子「カラスにもある無心の時間」の「にも」に知る働き](https://shikimorimisao.com/motivation/hosomizoyouko/) - カラスは歩くこともある トントンと羽を広げて跳ね進むカラスにもある無心の時間(細溝洋子) 本阿弥書店『歌壇』2 - [玉井まり衣「とつくにゐない」断片は愛しく静かで温かい地平](https://shikimorimisao.com/tanka/tamaimarii4/) - 「死について詠つた歌」は 死について詠つた歌を読んでゐる つくつた人はとつくにゐない(玉井まり衣) ながらみ - [短歌を読む価値/くりはらさとみの短歌/マジックリアリズム](https://shikimorimisao.com/column/kuriharasatomi8/) - 1 道路にはたくさんの羽が散らばってアスファルトってハト食べるんだ(くりはらさとみ) 『ダ・ヴィンチ』25.0 - [玉井まり衣『しろのせいぶつ』美しいが悲しい変奏曲のネジが](https://shikimorimisao.com/kajin/tamaimarii/) - きみんちのネジ 真昼間にふたり棚前しゃがみこみ密やかに選ぶきみんちのネジ(玉井まり衣) ながらみ書房『しろのせ - [江畑實「魔改造する」「蠟の一族」現代の妖しく哀しい世界](https://shikimorimisao.com/tanka/ebataminoru/) - 「魔改造」 遺伝子を組み換へられし食卓が徐々にわたしを魔改造する(江畑實) ながらみ書房『短歌往来』2026年 - [短歌の正体に脳神経科学/呪力/『短歌往来』2026年4月号](https://shikimorimisao.com/tankaourai/tankaourai20/) - 『短歌往来』2026年4月号を購読。持田鋼一郎氏の連載・浪々残夢録をおもしろく読む。タイトルは、「不死鳥として - [意識のレンズと破調/『短歌往来』2026年4月号/鍵井瑠詩さん](https://shikimorimisao.com/tankaourai/tankaourai21/) - 『短歌往来』2026年4月号の今月の新人をおもしろく読む。鍵井瑠詩さんの紹介。連作「花売りの荷車」掲載。 目の - [NHKラジオ深夜便「ほむほむのふむふむ」で紹介されました](https://shikimorimisao.com/news/news24/) - NHKラジオ2026年6月8日㈪午後11:05からの「NHKラジオ深夜便「ほむほむのふむふむ」」<穂村弘さん> - [阪森郁代「実在は非在の片割れ」答えのない祈りを捧げること](https://shikimorimisao.com/tanka/sakamoriikuyo7/) - 記録=実在 実在は非在の片割れマグダラのマリアはいくつまでを生きしや(阪森郁代) 短歌研究社『ノートルダム』( - [短歌の前に/原罪とイエスをめぐる天才二人パウロとニーチェ](https://shikimorimisao.com/column/column52/) - 短歌において、最近、筆者は、新約聖書を下敷きにしたものに傾斜するところがある。難病に遭って、余命が突き付けられ - [山本枝里子「ブローチ」短歌に一点を凝視させるエネルギーが](https://shikimorimisao.com/tanka/yamamotoeriko/) - ぎんの花のブローチ ちちははの亡き世の匂ひひんやりとしてゐるぎんの花のブローチ(山本枝里子) ながらみ書房『短 - [井上正一「ブロマイドはりめぐらせて」深い悔いを包む小宇宙](https://shikimorimisao.com/tanka/inouesyouichi/) - 去りゆく父と永く病む少年 ブロマイドはりめぐらせてわが父と同室の少年は永く胸病む(井上正一) 第8回(1962 - [五十嵐順子「一度はかぶりみる」世界がそよぐは音色次第で](https://shikimorimisao.com/tanka/igarashijunnko2/) - 短歌は説明文ではないからである 冬物を出すたび一度はかぶりみる父の雪下ろし用目出し帽(五十嵐順子) ながらみ書 - [花山多佳子の短歌/カフカ『変身』の主人公と紙一重の差に](https://shikimorimisao.com/column/hanayamatakako/) - 1 自律神経失調症と言ふ医者はみんなヤブだと息子が言へり(花山多佳子) 本阿弥書店『歌壇』2016.1月号「ザ - [野口あや子の短歌のもう一つの美/魔性について/甘美な官能](https://shikimorimisao.com/column/column3/) - 1 十代後半だった。サディズムとマゾヒズムについて知りたいと思うこと、わたしに、尋常なものでなかった。 カトリ - [内藤明「音する方に振り向けば」脳内の本能が総動員される歌](https://shikimorimisao.com/tanka/naitouakira/) - 聴覚・視覚・嗅覚の誘導 かさこそと音する方に振り向けば潮(しほ)のにほひは身内(みぬち)より立つ(内藤明) な - [水原紫苑「狭き門」「うつそみの痛み」「存在の奥底の薔薇」](https://shikimorimisao.com/tanka/mizuharashion/) - 第1部:狭き門 すでにして冬なるパリよ 狹き門の向こうに見ゆる愛の火揺るる(水原紫苑) ながらみ書 - [わが残された人生に水原紫苑のこの傑作あり/予後を潤す恵み](https://shikimorimisao.com/column/mizuharashion2/) - 1 聖杯に血は注がれていつしらにきみかヘリ來む時にあらずや(水原紫苑) ながらみ書房『短歌往来』2025年12 - [前川佐美雄「嬉しくて」原始よりの本能がその心情を理解する](https://shikimorimisao.com/tanka/maekawasamio4/) - 今を狂気の如くに 今を狂気の如くに君が梅雨の夜をひき弾けばピアノ海より深し(前川佐美雄) 短歌新聞社『捜神』( - [加藤正明「草のそよぐ音」見える人にしか見えないものがある](https://shikimorimisao.com/tanka/katoumasaaki2/) - そこは廃墟よりさびしい風が吹いていて 赤錆びてドラム罐一つ置かれあり空地は草のそよぐ音して(加藤正明) 第3回 - [くりはらさとみ「好きです」恋をして時間が通り過ぎていた頃](https://shikimorimisao.com/tanka/kuriharasatomi2/) - キッチンで結婚式 キッチンで結婚式を挙げているハエを一度に天国へ送る(くりはらさとみ) 『ダ・ヴィンチ』25. - [くりはらさとみ「フェイクの羽」青春時代の恋愛に鋭い視線が](https://shikimorimisao.com/tanka/kuriharasatomi6/) - 恋愛の甘美の裏で/幾重にも層をなす心情 友だちの彼氏の翼にくるまれてフェイクの羽に目をつむってた(くりはらさと - [くりはらさとみ「でも、と」こんな繊細な言葉の斡旋もある](https://shikimorimisao.com/tanka/kuriharasatomi7/) - 平易なれども繊細な ありがとう ここからの道はわかります。でも、と言われても帰れますから(くりはらさとみ) 京 - [短歌における神との対話/「いきいきと」/竹山広の短歌より](https://shikimorimisao.com/column/takeyamahiroshhi5/) - 1 こんな一首がある。 切支丹ですと憚らず言ひ得べくなりて信仰のいきいきとせず(竹山広) 柊書房『遐年』(彼岸 - [野上洋子「街より来たるは元教授」心に深く響く再生の物語が](https://shikimorimisao.com/motivation/nogamiyouko/) - 幾重にも魅力がある理由は 廃校を地球史研究所にすると街より来たるは元教授とふ(野上洋子) 本阿弥書店『花の村』 - [野上洋子「あなたの笑顔は」死の背景/愛の肯定/生きる姿勢](https://shikimorimisao.com/tanka/nogamiyouko2/) - なぜこうも読後感がいいのか どちらが先かわらぬゆゑに言うておく夫よあなたの笑顔はよろし(野上洋子) 本阿弥書店 - [春野りりん「<今>を写しあひたり」短歌を人生の上位に置く](https://shikimorimisao.com/tanka/harunoririnn/) - 老いを残酷としか思えないことがある。端的に言えば、痴呆とか。そのような現実から目をそらして、美しいところで美しいものを眺めるようなまねを、わたしは、厳に戒めている。卑怯である、とは言わないが、世の真理を闡明する力が衰える気がする。 この歌はどうか。そのような歌だろうか。 ... - [聖なる境界の鈴の音の歌/『短歌往来』2026年1月号/吉野の熊](https://shikimorimisao.com/tankaourai/tankaourai15/) - 『短歌往来』2026年1月号を購読。喜多弘樹氏のエッセイ「吉野の熊」をおもしろく読む。 吉野の山は聖なる山であ - [恋が実りますように/『短歌往来』2026年3月号/中川結さん](https://shikimorimisao.com/tankaourai/tankaourai19/) - 『短歌往来』2026年3月号の今月の新人をおもしろく読む。中川結さんの紹介。連作「星合に」掲載。 大阪芸術大学 - [和泉式部の伝説/『短歌往来』2026年3月号/「女人禁制」](https://shikimorimisao.com/tankaourai/tankaourai18/) - 『短歌往来』2026年3月号を購読。喜多弘樹氏のエッセイ「女人禁制」をおもしろく読む。 山伏は金鉱脈を探し当て - [阪森郁代「風がもたらす」人間を超えた存在からの美しい応答](https://shikimorimisao.com/tanka/sakamoriikuyo8/) - 不意の讃美歌 掌(てのひら)の窪みに手帖ひらくとき風がもたらす不意の讃美歌(阪森郁代) 短歌研究社『ノートルダ - [三枝浩樹「棄てらるる身のかなしみを」神はいるのだろうか](https://shikimorimisao.com/tanka/saigusahiroki/) - ひとつぶの麦 ひとつぶの麦死なざれば、ひとつにてただ各(ひとつ)にて…一つなるまま(三枝浩樹) ながらみ書房『 - [奇蹟より尊く/服部真里子の短歌/王の王の金の砂/金印とは](https://shikimorimisao.com/column/columnhattorimariko2/) - 1 聖書を読むと、イエス・キリストは、その活動の初期に、多くの奇蹟(しるし)を行った。たとえば、パンを5千人に - [人間の器官の短歌/舌に祝祭性が帯びる/武藤雅治の短歌より](https://shikimorimisao.com/column/mutoumasaharu9/) - 1 ろれつのまはらなくなつた舌が呼んでゐるのは死者たちの名に違ひない(武藤雅治) 桃谷舎『あなまりあ』(口も目 - [武藤雅治「女が一人御神籤をひく」おれも生きねばとなる短歌](https://shikimorimisao.com/tanka/mutoumasaharu3/) - 強く生きているように見える あきらかに四十歳(しじふ)半ばを過ぎてゐる女が一人御神籤(おみくじ)をひく(武藤雅 - [武藤雅治「仙人掌の花」一首内に階層というものがあるらしい](https://shikimorimisao.com/tanka/mutoumasaharu/) - 短歌にそれをどう階層化するかがたいせつらしい 身を捨つることなどつひにあらざらむ終の棲家の仙人掌の花(武藤雅治 - [武藤雅治『鶫』人間の美質を求めるこころを途切らせない人生](https://shikimorimisao.com/kajin/mutoumasaharu2/) - 日常に無邪気な顔を見せること 六花書林『鶫』は、とことん私生活でしかない。 その私生活に、しかし、人は、人生的 - [ペンギンは考える葦だった/病になって/武藤雅治の短歌より](https://shikimorimisao.com/column/mutoumasaharu5/) - 1 飛べないのか飛ばないのか考へ続けてゐるペンギンがゐるかもしれない(武藤雅治) 桃谷舎『あなまりあ』「なにか - [短歌の生老病死/精神の自由は奪われない/武藤雅治の短歌より](https://shikimorimisao.com/column/mutoumasaharu6/) - 1 にんげんとしていきてゆくくんれんはつづけなければどうなるのだらう(武藤雅治) 桃谷舎『あなまりあ』「なにか - [武藤雅治「ウサギさんからメール」短歌にはこんな祈りもある](https://shikimorimisao.com/tanka/mutoumasaharu7/) - 「カヘルになりました」 「カヘルになりました」と、ウサギさんからメールが届かないかしら(武藤雅治) 桃谷舎『あ - [武藤雅治「私のオウム」これはメルヘンではない町の非常事態](https://shikimorimisao.com/tanka/mutoumasaharu8/) - こんな非常事態もある こ町内の皆さまに申し上げますが私のオウムをどこかで見かけませんか(武藤雅治) 桃谷舎『あ - [武藤雅治『あなまりあ』文語定型を踏み越える響きが聴こえる](https://shikimorimisao.com/kajin/mutoumasaharu4/) - 第1部:騒音と音楽のあいだ メロディもリズムもない音楽がある。ただ打楽器を打ち鳴らしているだけとか、演奏には聴 - [阪森郁代『ノートルダム』俯仰天地に愧じざるの姿をみつける](https://shikimorimisao.com/kajin/sakamoriikuyo6/) - 端的に カーテンを開けて始まる一日の端的にここより一羽飛び立つ(阪森郁代) 短歌研究社『ノートルダム』(奇妙な - [服部真里子『行け広野へと』最も価値ある瞬間を表現する手法](https://shikimorimisao.com/kajin/hattorimariko2/) - たとえばクリスマスはこう詠まれた 樅の木の線対象のいくつかを収めた冬のカメラを磨く(服部真里子) 本阿弥書店『 - [残された命の問いの答えにしたい/読売歌壇俵万智選歌欄より](https://shikimorimisao.com/column/kuriharasatomi3/) - 1 生きている証のスタンプ押すように母はポンポン杖つき進む(くりはらさとみ) 読売歌壇25.06.10俵万智・ - [読売歌壇(俵万智)と短歌くださいより/技巧を超えたものが](https://shikimorimisao.com/tanka/kuriharasatomi5/) - 今のそのままの言葉 このコトバ孵りそうだけどあなたには殻つきのまま渡しちゃいたい(くりはらさとみ) 読売歌壇2 - [くりはらさとみ「とつぜん」すぐそばの意表を突くリアリティ](https://shikimorimisao.com/tanka/kuriharasatomi/) - パソコンという既婚者 「とつぜん」を変換したらパソコンは「結婚した」と既婚になった(くりはらさとみ) 読売歌壇 - [私の同一性について/『短歌往来』2026年2月号/井上凛さん](https://shikimorimisao.com/tankaourai/tankaourai17/) - 『短歌往来』2026年2月号の今月の新人をおもしろく読む。井上凛さんの紹介。連作「スワンプマン」掲載。 200 - [月間pv数が5,000pvを突破しました](https://shikimorimisao.com/news/news23/) - 当サイト(短歌研究室)が、月間pv数で、5千を達成しました。 当サイトを始めたのは、2020年の、年が明けてで - [加藤克巳『玄青』人間にはかなしみの手さえふる力があること](https://shikimorimisao.com/kajin/katoukatsumi/) - 加藤克巳の韻律 酔ひみだれ一人は暗き海にくだる弱小なり人間の後(うしろ)かげ(加藤克巳) 短歌新聞社加藤克巳『 - [短歌の韻律/久保田登の短歌より/言葉次第でそれは定型維持](https://shikimorimisao.com/motivation/kubotanoboru2/) - おもしろすぎる われながら不器用なセロテープの貼り具合 宅急便に出しては来たが(久保田登) ながら - [原田彩加「しあわせな一日だった」楽しくなれる短歌でござる](https://shikimorimisao.com/tanka/haradasaika2/) - しあわせな短歌における出色の一首 しあわせな一日だったなみなみとしているものをこぼさず帰る(原田彩加) 書肆侃 - [柊明日香「白き犬の毛の硬さ」絶対的な他者による時間の凝縮](https://shikimorimisao.com/tanka/hiiragiasuka/) - 心の動きに戸惑うこと たわむれに触れたる白き犬の毛の硬さに一瞬手が止まりたり(柊明日香) ながらみ書房『短歌往 - [川本千栄「ほんの少しの私」最後の最後まで失われない尊さ](https://shikimorimisao.com/tanka/kawamotochie/) - カルデラ 脇腹に胸に背中にカルデラがあってほんの少しの私(川本千栄) ながらみ書房『短歌往来』2025年8月号 - [わからない短歌?/服部真里子「水仙と盗聴」/今さらまた?](https://shikimorimisao.com/column/columnhattorimariko/) - 1 わたしが短歌を始めた頃の、今でも印象に残っている話題が、服部真里子の「水仙と盗聴」だった。 水仙と盗聴、わ - [服部真里子「酸漿(ほおずき)」と「コピー用紙」的と光](https://shikimorimisao.com/tanka/hattorimariko3/) - 標的とは 酸漿(ほおずき)のひとつひとつを指さしてあれはともし火 すべて標的(服部真里子) 本阿弥書店『行け広 - [服部真里子「触れたら狂ってしまう王冠」罪深くかなしいこと](https://shikimorimisao.com/tanka/hattorimariko/) - キリストと<わたし> キリストが湖(うみ)ゆく場面読みながら口つけている冷たいコーラ(服部真里子) 本阿弥書店 - [短歌と古事記/短歌往来2025年6月号/一言で世界をうたへ](https://shikimorimisao.com/tankaourai/tankaourai3/) - 『短歌往来』2025年6月号を購読。喜多弘樹氏のエッセイ「一言で世界をうたへ」をおもしろく読む。喜多氏は、米田 - [短歌と神道/短歌往来2025年5月号/勝又浩「富士山その他」](https://shikimorimisao.com/tankaourai/tankaourai/) - 『短歌往来』2025年5月号を購読。連載の<歌・小説・日本語>/勝又浩氏の「富士山その他」を、おもしろく読む。 - [万葉集/民衆の安寧を祈る姿/『短歌往来』2026年2月号](https://shikimorimisao.com/tankaourai/tankaourai16/) - 『短歌往来』2026年2月号を購読。持田鋼一郎氏の連載・浪々残夢録をおもしろく読む。タイトルは、「「歴史的限界 - [歌人の学歴/石川美南に教わること/この最高の履歴書の短歌](https://shikimorimisao.com/column/columnishikawamina/) - 1 いい大人が学歴の話をするのはどうかと思うが、ポイントは、学歴にない。短歌の世界をぐるりと見まわすと、高学歴 - [紀野恵の短歌/一人の歌人のただ一首にこれだけの褒美を得る](https://shikimorimisao.com/column/columnkinomegumi/) - 1 カンタンにわかってしまう財務諸表、といった類の本がある。まずことわっておくが、わたしは、このような類書を、 - [紀野恵「たつぷりのレモネード」短歌をやめないでよかった](https://shikimorimisao.com/tanka/kinomegumi/) - インスタ映え以上のインスタ映え たつぷりのレモネード置き熟睡(うまい)せば愛してしまうでせうよ世界を(紀野恵) - [旦(あした)に/『短歌往来』2025年12月号/石谷流花さん](https://shikimorimisao.com/tankaourai/ishitaniryuuka/) - 『短歌往来』2025年12月号の今月の新人をおもしろく読む。石谷流花さんの紹介。連作「人魚忌」掲載。 A th - [島田修三「一炊の夢」/『短歌往来』2025年12月号](https://shikimorimisao.com/tankaourai/shimadasyuuzou/) - 『短歌往来』2025年12月号を購読。島田修三さんの連載エッセイ(遠い人、近い人108)「一炊の夢」をおもしろ - [横山未来子『水をひらく手』その目と耳は時を見て時を聴ける](https://shikimorimisao.com/kajin/yokoyamamikiko2/) - まずは鮮やかな香りを 木犀の今日新しき香を容るるからだかすかに浮き上がりたり(横山未来子) 短歌研究社『水をひ - [松村由利子の短歌/三島由紀夫と遠藤周作を経てこの最高傑作](https://shikimorimisao.com/column/columnmatsumurayuriko2/) - 1 二十歳前後だった。われの老いゆくに二つありき。 三島由紀夫と遠藤周作である。 2 若き三島由紀夫が夭折を願 - [雨宮雅子「百日紅は咲き盛り」いかなる時も志を展べようと](https://shikimorimisao.com/tanka/amemiyamasako/) - 緊迫した時間が経過する短歌 しんしんと百日紅は咲き盛り夏のまなかにとほき夏あり(雨宮雅子) 東京堂出版『現代短 - [短歌によって疲れきった人の前に愛を出現させることは可能か](https://shikimorimisao.com/column/column2/) - 1 妻が拒食症である。身長164。体重35。 5、6年ほど前までは、体重は、26が続いていた。 されど彼女は、 - [海になろう/『短歌往来』2025年9月号/屋冨祖茉莉奈さん](https://shikimorimisao.com/tankaourai/tankaourai10/) - 『短歌往来』2025年9月号の今月の新人をおもしろく読む。屋冨祖茉莉奈さんの紹介。連作「明日の朝は何食べる?」 - [古谷円「大根を抜きて揺らして」大根というハードボイルド](https://shikimorimisao.com/tanka/huruyamadoka3/) - 大根とセットの主婦のかっこよさ 大根を抜きて揺らして帰るとき息苦しかった昨日忘れる(古谷円) 本阿弥書店『百の - [古谷円「電脳とつながるもの」電脳と対極の場はではいずこに](https://shikimorimisao.com/motivation/huruyamadoka2/) - 作れないが読める 電脳とつながるものを捨ておきて海遠(うみとお)光る岡畑歩く(古谷円) KADOKAWA『短歌 - [古谷円「うすやみに丸椅子置かれ」まだ生きている価値がある](https://shikimorimisao.com/tanka/huruyamadoka/) - 短歌に世界が働きかけてくれるものが うすやみに丸椅子置かれ傷みたるミカンのようなわたしをのせる(古谷円) KA - [井上佳香「やらなくていい宿題」夏の玄関口で喧嘩する母子](https://shikimorimisao.com/tanka/inouekeika/) - やらなくていい宿題 「やらなくていい宿題」で喧嘩する母子は夏の玄関口に(井上佳香) 本阿弥書店『歌壇』2016 - [四賀光子「み山の杉をそのままに」<わたし>の心情の再現性](https://shikimorimisao.com/tanka/shigamitsuko/) - 世界の点景に身を置く 雲濡るゝみ山の杉をそのままに庭木となして人は住まへる(四賀光子) 筑摩書房『現代短歌集』 - [佐田毅の短歌より/人間大丈夫と思えば大丈夫としましょうよ](https://shikimorimisao.com/column/sadatakeshi2/) - 1 現代では読まれなくなったが、文学史に、ショートショートの作家として、山川方夫の存在がある。星新一で知られる - [安田純生「日々の独言」おおメンタルコントロールにプラスだ](https://shikimorimisao.com/tanka/yasudasumio/) - 独り言いひたくなる ゆるき坂下りゆくとき独り言いひたくなるを今はこらふる(安田純生) ながらみ書房『短歌往来』 - [大崎安代『象を飼う家』人間であることにうれしくなれる歌集](https://shikimorimisao.com/kajin/oosakiyasuyo3/) - 歓声をあげて おおーという歓声あげて走り過ぐオレンジ色のトンネルの中(大崎安代) 短歌研究社『象を飼う家』(一 - [長谷川銀作「用なき人に長居されてゐる」だから短歌が好きだ](https://shikimorimisao.com/tanka/hasegawaginnsaku/) - 何かこう料簡がお狭いとしか思えないが 黙つてもをられぬままに口をきき用なき人に長居されてゐる(長谷川銀作) 筑 - [第一歌集出版/結社無所属にわからないことをどう解決したか](https://shikimorimisao.com/publication/publication2/) - 結社無所属は歌集を出せないのか 結社無所属だろうが歌集を出せないわけがない。が、師も先輩も友(歌友)もいない。 - [短歌/第一歌集の出版/決断のハードルは高かった/どうした](https://shikimorimisao.com/publication/publication/) - 歌集を出版する決断にどんなハードルがあるか 歌集を出したい、となっても、コンクールに出詠するのとはわけが違うの - [花山周子「もちろんだとも薔薇の如くに」大好きなわが子よ](https://shikimorimisao.com/tanka/hanayamasyuuko4/) - 好き? お母さんあきちゃんのこと好き?と聞くもちろんだとも薔薇の如くに(花山周子) 『短歌』(2016年)1月 - [今野寿美「一生のお願ひ」今野寿美のわたしが大好きな短歌を](https://shikimorimisao.com/tanka/konnosumi/) - お願いをきく 一生のお願ひといふが口癖の子の他愛なきお願ひを聴く(今野寿美) 河出書房新社『若夏記』(秋桜)よ - [忘れたくないこと/『短歌往来』2025年11月号/駒野繭さん](https://shikimorimisao.com/tankaourai/tankaourai14/) - 『短歌往来』2025年11月号の今月の新人をおもしろく読む。駒野繭さんの紹介。連作「園帽子」掲載。 (前略)短 - [武田ますみ「野球の話」/『短歌往来』2025年11月号](https://shikimorimisao.com/tankaourai/tankaourai13/) - 『短歌往来』2025年11月号を購読。武田ますみさんの(今月の視点)「野球の話」をおもしろく読む。 「ベースボ - [深尾早央里さんの姿勢/短歌往来2025年10月号/青葉闇より](https://shikimorimisao.com/tankaourai/tankaourai12/) - 『短歌往来』2025年10月号の今月の新人をおもしろく読む。深尾早央里さんの紹介。連作「青葉闇」掲載。 (前略 - [歌人の深尾早央里さんのXにリンクを張っていただきました](https://shikimorimisao.com/news/news21/) - 1 歌人の深尾早央里さんのXにリンクを張っていただきました。深尾早央里さんの連作「青葉闇」の記事を読んでいただ - [坪野哲久「円の無限のかたち」たのしんだから言葉は生まれた](https://shikimorimisao.com/tanka/tsubonotekkyu/) - その上空でリラックスして短歌が感知される 円を描きまつたき円の生(あ)れざるをたのしむ円の無限のかたち(坪野哲 - [児童文学者の松井るり子さんのXに自詠が引用されました](https://shikimorimisao.com/news/news22/) - 1 児童文学者の松井るり子さんのXに自詠が引用されました。 松井るり子さんは、絵本翻訳家としてご活躍されるとと - [大辻隆弘さんの連載に『色えんぴつを』の一首が載りました](https://shikimorimisao.com/news/news14/) - 1 歌人の大辻隆弘さんが、『日本農業新聞』に連載の「おはよう!今日の名歌と名句」に、拙著『色えんぴつを』から一 - [歌人のくりはらさとみさんが『色えんぴつを』をインスタに](https://shikimorimisao.com/news/news15/) - 1 歌人のくりはらさとみさんが、拙著『色えんぴつを』を、インスタグラムに投稿してくださいました。ありがとうござ - [『色えんぴつを』の書評/『短歌往来』に五十嵐順子さんより](https://shikimorimisao.com/news/news16/) - 1 拙著『色えんぴつを』の書評が『短歌往来』2025.5月号に載りました。 書評●式守 操歌集『色えんぴつを - [『色えんぴつを』書評/歌誌『花實』に載せていただきました](https://shikimorimisao.com/news/news17/) - 歌人の神辺幸夫さんが、歌誌『花實』(令和7年)七月号に、拙著『色えんぴつを』の書評を載せてくださいました。 母 - [江畑實さんの連載に『色えんぴつを』が取り上げられました](https://shikimorimisao.com/news/news18/) - 1 角川『短歌』2025.7月号の江畑實さんの連載「歌集歌書を読む」に、拙著『色えんぴつを』が取り上げられまし - [うた新聞に『色えんぴつを』を紹介していただきました](https://shikimorimisao.com/news/news20/) - 1 うた新聞(いりの舎)2025年12月号に、わたくし式守の第一歌集『色えんぴつを』(ながらみ書房)を紹介して - [竹山広「がんばつて食ふ」健全と不健全が美しくせめぎあう歌](https://shikimorimisao.com/tanka/takeyamahiroshhi3/) - 短歌に健全と不健全が境を極めている 三十五度の厨にて妻が作りたる一皿一皿がんばつて食ふ(竹山広) 柊書房『遐年 - [大西民子「切り札」ハートのAが出ない現実をいかに生きるか](https://shikimorimisao.com/tanka/oonishitamiko/) - 切り札がない 切り札を持ちて歩めるわれならず川の匂ひのこよいは著(しる)し(大西民子) 短歌新聞社『石の舟』大 - [長沢美津「地図をたたみぬ」短歌の定型に元々自分はいること](https://shikimorimisao.com/tanka/nagasawamitsu/) - 自分はすでに短歌に収まっているのか かへり路の旅の終りのひとときを眠りをはりて地図をたたみぬ(長沢美津) 新星 - [糸川雅子「内海に霧は湧きいん」天の曲(しらべ)として](https://shikimorimisao.com/tanka/itokawamasako4/) - 髪の位置/内の涙 涙には濡れざる位置にあそばせて垂れ髪はいまの風になびかう(糸川雅子) 砂子屋書房『糸川雅子歌 - [花山周子「障子越しに霞ケ浦」芸術家は瞬間移動ができるのか](https://shikimorimisao.com/tanka/hanayamasyuuko2/) - 時の文化整理に耐えた 障子越しに霞ケ浦があるという夜の座敷に鰻丼を食べる(花山周子) 青磁社『風とマルス』(霞 - [広阪早苗「疲れましたとほほえみくれぬ」ほほえみの真の意味](https://shikimorimisao.com/tanka/hirosakasanae/) - 疲れました 転任のひとにおつかれさまと言えば疲れましたとほほえみくれぬ(広坂早苗) 本阿弥書店『歌壇』2017 - [NHK短歌佳作「チーム(仲間)」なぜそれを詩と覚えられたのか](https://shikimorimisao.com/process/report20/) - 仲間に詩を覚えたことがあったか 十年を支社と電話で処理をした相手の生の声がいとしい(式守操) 佐佐木頼綱・選題 - [鳥居「野菜の匂いの雨」の記事について補足があります](https://shikimorimisao.com/column/columntorii/) - 1 目の前での母の自殺、児童養護施設での虐待、小学校中退、ホームレス生活 KADOKAWA『キリンの子』鳥居歌 - [糸川雅子「仕上げには木槌で頭部たたかれて」短歌にも音量が](https://shikimorimisao.com/tanka/itokawamasako/) - 短歌の音量は低くていいらしい 仕上げには木槌で頭部たたかれて出来上がりたるこけし人形(糸川雅子) 本阿弥書店『 - [竹山広「老いてこそ人生」なのか/清浄孤寂な風格にしびれる](https://shikimorimisao.com/tanka/takeyamahiroshhi4/) - 異界のやうに明るい本屋 『老いてこそ人生』といふ本を積み異界のやうに明るい本屋(竹山広) 柊書房『遐年』(彼岸 - [大島史洋の短歌より/施設の人たち/残された年月は/天命は](https://shikimorimisao.com/column/columnooshimashiyou/) - 1 梅林に遊ぶ施設の人たちに介護士の声ひびきわたりぬ(大島史洋) 本阿弥書店『歌壇』2016.4月号「梅林の空 - [短歌における生きる歳月/久保田登の短歌より/「心放てば」](https://shikimorimisao.com/column/kubotanoboru/) - 1 どのように生きたかなどと問はれれば八十歳の身には堪(こた)へる(久保田登) ながらみ書房『短歌往来』202 - [佐伯裕子「純粋な手紙などなき」現代の世に平然とした情志](https://shikimorimisao.com/tanka/saekiyuuko/) - 純粋な手紙 純粋な手紙などなき郵便の束を配るよ赤いバイクが(佐伯裕子) 本阿弥書店『歌壇』2017.11月号「 - [香川ヒサ「五十年前から通ふ郵便局」愛しくて泣きたくなる歌](https://shikimorimisao.com/tanka/kagawahisa/) - この歌に没入してしまった 五十年前から通ふ郵便局遅くなりたる歩みにて行く(香川ヒサ) ながらみ書房『短歌往来』 - [短歌で体罰の是非は説けるのか/森山良太『西天流離』より](https://shikimorimisao.com/column/moriyamaryouta3/) - 1 教師による体罰はあっていいのか。 国家は、その結論を、既に出している。教員が体罰を加えることはできない、と - [睦月都「神は地球に鯨を」なんと飼ってしまったがそれはなぜ](https://shikimorimisao.com/tanka/mutsukimiyako/) - 神は寂しむ けはひなく降る春の雨 寂しみて神は地球に鯨を飼へり(睦月都) 第二十七回(2016年)歌壇賞・候補 - [穂村弘「目を閉じる」燦然とされど痛みに裂かれるあの夏の光](https://shikimorimisao.com/tanka/homurahiroshi/) - 穂村弘のわたしが愛する一首 コピー機に本押しつけて目を閉じる 岡田有希子の夏の光よ(穂村弘) 本阿弥書店『歌壇 - [大辻隆弘の評/短歌往来2025年10月号/【特集】近藤芳美](https://shikimorimisao.com/tankaourai/tankaourai11/) - 『短歌往来』2025年10月号を購読。「【特集】近藤芳美」をおもしろく読む。“エッセイ”6編と“近藤芳美の5首 - [飾らない表現は/『短歌往来』2025年8月号/佐藤陽菜さん](https://shikimorimisao.com/tankaourai/tankaourai8/) - 『短歌往来』2025年8月号の今月の新人をおもしろく読む。佐藤陽菜さんの紹介。連作「青春の微光」掲載。 (前略 - [米川千嘉子「いかなる傷も吾になし」言葉の裏にある自己批判](https://shikimorimisao.com/tanka/yonekawachikako2/) - 少女へのまなざし 拒食症の少女は透くる草といふ草風なかに語れるものを(米川千嘉子) 河出書房新社『一夏』(藤の - [米川千嘉子「千の沈黙」そしてやさしくあたたかいまなざしが](https://shikimorimisao.com/tanka/yonekawachikako3/) - 癒えたくて 癒えたくて秋の校庭見おろせば少女らのほそきひかりの行進(米川千嘉子) 第31回(1985年)角川短 - [春野りりん『ここからが空』短歌に嬋娟と咲き乱れる時間の美](https://shikimorimisao.com/kajin/harunoririnn2/) - トップ・オブ・ザ・ワールド 四半世紀以上は前の映画で、タイトルも忘れてしまったが、あれは、アメリカのラブコメだ - [安藤あきよ『灯台の灯』病苦に束縛されてなおのびやかな生命](https://shikimorimisao.com/kajin/anndouakiyo/) - 歌人がこれまで歩んできた道 この国の自然主義文学に、わたしは、いつからか否定的になった。若い時分はよく読んだの - [古谷円『百の手』人間が世界に隠している苦悩にさしのべる手](https://shikimorimisao.com/kajin/huruyamadoka4/) - 現実がぶつけてくる風や波 しっかりせよ厳(いつく)しき声響かせる大き月ありわがふところに(古谷円) 本阿弥書店 - [鈴木英子(今月の視点)/『短歌往来』2025年9月号](https://shikimorimisao.com/tankaourai/tankaourai9/) - 『短歌往来』2025年9月号を購読。鈴木英子さんの(今月の視点)「享受者としての実り」を、おもしろく読む。筆者 - [短歌ブーム/夢のような話であるが果たしてそれは本当なのか](https://shikimorimisao.com/column/mikajimayoshiko4/) - 1 ちょっとした短歌ブームなんだそうな。短歌は簡単です、と言われているのが目に留まることのよくある最近である。 - [短歌でそれはなぜ「ひかる」/鈴木美紀子『金魚を逃がす』](https://shikimorimisao.com/kajin/suzukimikiko5/) - ひかる/夜空に どうしてもわたしの指のとどかない背中の留め金 夜空にひかる(鈴木美紀子) コールサック社『金魚 - [岩花キミ代「余命あといくばくも」の「旅の約束」はいかに](https://shikimorimisao.com/tanka/iwahanakimiyo/) - 結論的にこの世では果たせない約束 余命あといくばくもなきこの友が真顔に旅の約束を言ふ(岩花キミ代) 本阿弥書店 - [井上佳香「友達をとられたような」友達に改めて価値を置ける](https://shikimorimisao.com/tanka/inouekeika2/) - 気持ちも場面もよくわかる 友達をとられたような感覚に知らぬ職場の話を聞けり(井上佳香) 本阿弥書店『歌壇』20 - [『短歌往来』2025年11月号に連作8首「脳」を寄稿しました](https://shikimorimisao.com/news/news19/) - 『短歌往来』2025年11月号に連作8首「脳」を寄稿しました。 現段階で、診断はまだ確定していないが、パーキン - [阪森郁代『ナイルブルー』生きるも死ぬも水の力がそこにある](https://shikimorimisao.com/kajin/sakamoriikuyo5/) - なぜ自己否定を必要とする みづからを否定したくて否定するこの明るさの中なる二月(阪森郁代) 角川書店『ナイルブ - [阪森郁代の短歌/司馬遼太郎を経て圧倒的な<ひとり>を知る](https://shikimorimisao.com/column/columnsakamoriikuyo/) - 1 作者とオーバーラップする物語がある。たとえば親にこんな目に遭っていますとか。たとえば誰ともフツーのおつきあ - [阪森郁代「朝の無人の部屋」おれには短歌なんて作れないのか](https://shikimorimisao.com/motivation/sakamoriikuyo2/) - 外界と内界 三面に殺(さつ)の文字の散らばるを見たり朝の無人の部屋に(阪森郁代) 角川書店『ナイルブルー』(十 - [阪森郁代「あいまいに時を過ごした」それがわが半生だったら](https://shikimorimisao.com/tanka/sakamoriikuyo4/) - 誰にでもあるあいまいな時間 あいまいに時を過ごしたその理由(わけ)をまたあいまいに考へてゐる(阪森郁代) 角川 - [阪森郁代「流動体のやさしさ」その気になればこう生きられる](https://shikimorimisao.com/tanka/sakamoriikuyo3/) - 「轟音」と「はかなごと」 轟音に列車は過ぎてその後にはかなごとなど言ひ出す人も(阪森郁代) 本阿弥書店『歌壇』 - [阪森郁代「たとへば墓所へ」はるかなる歩みが止まらない短歌](https://shikimorimisao.com/tanka/sakamoriikuyo/) - ただの日常に能動的である短歌 デザインを見比べてをりこの服はたとへば墓所へ行くときに着る(阪森郁代) KADO - [「百人一首」あれこれ/短歌往来2025年8月号/勝又浩氏より](https://shikimorimisao.com/tankaourai/tankaourai7/) - 『短歌往来』2025年8月号を購読。連載の<歌・小説・日本語>/勝又浩氏の「「百人一首」あれこれ」を、おもしろ - [米川千嘉子の短歌/その選歌/現実に無力/されど知る愛の力](https://shikimorimisao.com/column/yonekawachikako4/) - 1 投稿にうつくしき夏の雨詠みし青年「無職」となる職業欄(米川千嘉子) KADOKAWA『短歌』2015.7月 - [鈴木美紀子の短歌の「結晶」/殺意か純潔か/無呼吸症候群に](https://shikimorimisao.com/column/columnsuzukimikiko3/) - 1 息をしているのかどうかたしかめるたびにこわしてしまう結晶(鈴木美紀子) コールサック社『金魚を逃がす』(結 - [田口綾子『かざぐるま』このままではいられない青春の美しさ](https://shikimorimisao.com/kajin/taguchiayako3/) - 独立心 洗はずに持ち帰る服ちちははの晩年に食ひこみすぎぬやう(田口綾子) 短歌研究社『かざぐるま』(ただいま) - [本多真弓の短歌より/働く/やっとこの記事を書く気になれて](https://shikimorimisao.com/column/honndamayumi/) - 1 AIにやつてもらへば一秒もかからぬ作業 一日かけて(本多真弓) 中央公論新社『うたわない女はいない 働く三 - [短歌でつながる/『短歌往来』2025年7月号/安田汐里さん](https://shikimorimisao.com/tankaourai/tankaourai6/) - 『短歌往来』2025年7月号の今月の新人をおもしろく読む。安原汐里さんの紹介。連作「短歌は広がる」掲載。 着物 - [第一歌集を出版しました/『色えんぴつを』と言います](https://shikimorimisao.com/news/news13/) - これ 著者:式守操帯文:喜多弘樹装幀:花山周子定価:本体2,300円+税四六判並製/156ページながらみ書房刊 - [歌の純真な立志/『短歌往来』2025年6月号/安原櫻岳氏より](https://shikimorimisao.com/tankaourai/tankaourai4/) - 『短歌往来』2025年6月号の今月の新人をおもしろく読む。安原櫻岳(やすはらおうがく)さんの紹介。連作「バレエ - [長嶺元久『百通り』世界は愚かしくないことを信じられる人生](https://shikimorimisao.com/kajin/nagaminemotohisa3/) - 待合室 いまは亡き病人(やまうど)描きしやまぶきの黄(きい)は咲き継ぐ待合室に(長嶺元久) 本阿弥書店『百通り - [若き歌人の愛しさ/『短歌往来』2025年5月号/三井基史「砂」](https://shikimorimisao.com/tankaourai/tankaourai2/) - 『短歌往来』2025年5月号の「今月の新人」をおもしろく読む。三井基史さんの紹介。連作「砂の降る街」掲載。連作 - [大辻隆弘「こごえる声でこの年月を」未来に光を取り戻す短歌](https://shikimorimisao.com/tanka/ootsujitakahiro2/) - まぶしきゆゑに 港湾の見ゆる窓辺の一年をまぶしきゆゑに近づかざりき(大辻隆弘) 邑書林 セレクション歌人『大辻 - [大辻隆弘「ひかりはことば」新しい自分を未来に後継する短歌](https://shikimorimisao.com/tanka/ootsujitakahiro/) - まどろみ 廃船を燃やす浜辺に降る雨をおもひゐるときまどろみは来つ(大辻隆弘) 邑書林 セレクション歌人『大辻隆 - [大滝和子「殴られる」「生理はじまる」人生に飲み込まれない](https://shikimorimisao.com/tanka/ootakikazuko/) - 大滝和子にわたしはこれが衝撃だった 12歳、夏、殴られる、人類の歴史のように生理はじまる(大滝和子) 東京堂出 - [山野吾郎「欣快とする」年明けとはこんなにめでたかったのか](https://shikimorimisao.com/column/yamanogorou/) - 1 本日2025年(令和7年)1月3日。わたしにとって、今年は、還暦の年越しになった。 2 四十年むかしの新聞 - [山田吉郎「人生は短くもあらずして」時間は寸法で測れないが](https://shikimorimisao.com/tanka/yamadayoshirou/) - 人生は短くもあらずして 一概に人生は短くもあらずしてドン・キホーテの五冊目を読む(山田吉郎) 本阿弥書店『歌壇 - [坪野哲久「菜のはなを挿してくれけり」消滅してなお永遠の美](https://shikimorimisao.com/tanka/tsubonotekkyu3/) - 短歌は安易なところに美を生まない 菜のはなを挿してくれけり如月のさむきゆふべのまなかひ明る(坪野哲久) 邑書林 - [坪野哲久「蝶のつばさ」生命を見つめて美しい幻想が生まれた](https://shikimorimisao.com/tanka/tsubonotekkyu2/) - 短歌は身をめぐる世界を新しくできるのか うつくしきものにやすらふ蝶のつばささだめなき生(よ)のいのりのごとし( - [岡部由紀子「たつた一つ咲いてくれたる」紫陽花の個の美しさ](https://shikimorimisao.com/tanka/okabeyukiko/) - たつた一つ咲いてくれたる たつた一つ咲いてくれたる紫陽花が手わたすやうに滴をこぼす(岡部由紀子) 本阿弥書店『 - [一ノ関忠人「このままに滅びゆく」未完の人生でもゆるせる空](https://shikimorimisao.com/tanka/ichinosekitadahito/) - やさしいひと時 しばらくは紅色のこる暮れの空このままに滅びゆくもよからう(一ノ関忠人) KADOKAWA『短歌 - [木曽陽子の短歌より/生きている今と太宰を愛した女性の名前](https://shikimorimisao.com/column/kisoyouko/) - 1 太宰治と道づれになりし女性(ひと)の名を忘れしことなにか申し訳なし(木曽陽子) 本阿弥書店『歌壇』2017 - [木曽陽子「わが街に白き館の」見え得ていなかった美の認識を](https://shikimorimisao.com/motivation/kisoyouko2/) - それはあった 八月の音なき日なれどわが街に白き館の立ちあらわれつ(木曽陽子) 本阿弥書店『歌壇』2016.10 - [中島行矢「人生が二度あらば」なるほどそれはあってはならぬ](https://shikimorimisao.com/tanka/nakajimayukiya/) - 人生が二度あらばこの人生は何なの 人生が二度あらば嗚呼そのようなかなしいことがあってはならぬ(中島行矢) 本阿 - [浜田康敬の短歌より/いかに生きるか/それをいかに詠むか](https://shikimorimisao.com/column/hamadayasuyuki/) - 1 わが指を噛みしギヤーに注油する痛む傷口温めながら(浜田康敬) 第7回(1961年)角川短歌賞「成人通知」よ - [岡本育与「回す地球儀」地球の皮膜は母子の愛に蔽われていて](https://shikimorimisao.com/tanka/okamotoikuyo/) - 回す地球儀 アメリカの息子の電話を台湾の息子に伝えて回す地球儀(岡本育与) 本阿弥書店『歌壇』2016.4月号 - [井上久美子「子の鍵に」大好きな歌/男子か女子か/母か父か](https://shikimorimisao.com/tanka/inouekumiko/) - 母によって詠まれた? 玄関の棚に置かれた子の鍵に見てきたものを聞きたき夕べ(井上久美子) 本阿弥書店『歌壇』2 - [大松達知の「娘」/短歌における子のない読者と主演の子ども](https://shikimorimisao.com/column/columnoomatsutasuharu/) - 1 わたしには子がない。 マンションの清掃作業員である。子どもをかわいがるのは、そこでの仕事に限られるが、わが - [小島一記の短歌より/保育所とニューハーフパブの共存の可否](https://shikimorimisao.com/column/kojimakazuki/) - 1 保育所の隣りのビルの地下にあり昼は閉ざせるニューハーフパブ(小島一記) 本阿弥書店『歌壇』2017.5月号 - [沖ななも「またも財布を」神に財布で試されているかのように](https://shikimorimisao.com/tanka/okinanamo/) - 言い訳がましい言い方なのに わが首は縦に振るほうがたやすくてまたも財布を開けてしまえり(沖ななも) 北冬舎『白 - [沖ななも「財布おまえもか」財布は毒婦のように去ることなく](https://shikimorimisao.com/tanka/okinanamo3/) - 短歌は日常に厚みを持たせる 去るものは追わずさりとてボールペン ケータイ 眼鏡 財布おまえもか(沖ななも) 北 - [井川京子の短歌より/職業詠の魅力/その仕事は価値がある](https://shikimorimisao.com/motivation/igawakyouko2/) - ただ髪を切るのではない 「雨ですねエ」のひと声ののちほぐれゆくひとの心をしばしあずかる(井川京子) 第28回( - [岡本貞子「明日は夜行で」イレギュラーにあわてない大人の歌](https://shikimorimisao.com/tanka/okamotosadako/) - 世俗の中で その前に為さねばならぬ二つ三つ 明日は夜行で行かうと思ふ(岡本貞子) KADOKAWA『短歌』20 - [能田美千子「籤運」「おのれを責めつつ」まねできない眩しさ](https://shikimorimisao.com/motivation/noudamichiko/) - 籤運 吉野山いつなら桜満開か籤運弱きが行く日を決めん(能田美千子) 本阿弥書店『歌壇』2016.7月号「うおの - [NHK短歌佳作「折」ただ例示しただけにならないようにした](https://shikimorimisao.com/process/report27/) - 何の「折」でいくべきか 口ひげをほめたぶんだけ折り合いのつかない人と折り合いがつく(式守操) 佐佐木定綱・選題 - [千々和久幸の短歌より/妻の異変を話すことになぜ逡巡がある](https://shikimorimisao.com/column/tijiwahisayuki/) - 1 「カミさんが壊れかかって」別れぎわに言わでものこと口にしたりき(千々和久幸) KADOKAWA『短歌』20 - [読売歌壇「こんな失恋」郷愁/たかだかほこりに難儀でこんな](https://shikimorimisao.com/process/report30/) - 清掃の仕事中に チリトリをふわりとかわすわたぼこりいくらかあったこんな失恋(式守操) 選者:黒瀬珂欄(25.0 - [読売歌壇「汗は光る」表現したいポイントの補強にこだわった](https://shikimorimisao.com/process/report22/) - 労働の汗に価値を置く表現をしたい 南米の人の背中に休憩後北半球の汗は光るも(式守操) 選者:黒瀬 珂瀾(22. - [読売歌壇3席「お荷物でごめんなさい」その重さは軽いほどに](https://shikimorimisao.com/process/report29/) - わたしへの負い目に お荷物でごめんなさいと言う妻の体重さらに減ってしまえり(式守操) 選者:黒瀬 珂瀾(24. - [小谷博泰「許せない敵を夜中に」フォースと共にあらんことを](https://shikimorimisao.com/tanka/kotanihiroyasu/) - 七人の敵 許せない敵を夜中に数えいて七人あたりであいまいになる(小谷博泰) KADOKAWA『短歌』2015年 - [小暮政次『青條集』鮮やかなるくれなゐは新しき道のはじまり](https://shikimorimisao.com/kajin/koguremasaji/) - なんとも人間らしい一場面 怒りたる電話かけつつありしとき地震(なゐ)の過ぎしは吾知らざりき(小暮政次) 短歌新 - [高松秀明「死にとなりしてすわる」短歌は祈りのための発明品](https://shikimorimisao.com/tanka/takamatsuhideaki2/) - その短歌の<わたし>を時を超えて愛しむ 新しき世紀ちかづく一日を死にとなりしてすわる礎石に(高松秀明) 角川書 - [短歌は死への接近があるのか/一ノ関忠人の魂を搏つ真実の歌](https://shikimorimisao.com/column/ichinosekitadahito2/) - 1 親しい人に自死されたことがある。たくさんのことを語り合った。と思っていた。そう思っていたのは、わたしだけだ - [桑原正紀「あぢさゐの花」と「ハイビスカス」は何を語るか](https://shikimorimisao.com/tanka/kuwaharamasaki/) - 文鎮 雨音のつつむ冷たき文鎮の銀の肌(はだへ)にふと手触れたり(桑原正紀) KADOKAWA『短歌』2014. - [吉野鉦二『時間空間』そうか永遠に眠るのはまだ先だったのだ](https://shikimorimisao.com/kajin/yoshinosyouji/) - 微妙な年齢だった60という歳 老いというほどの老いではないが、もはや完全に若いと言えなくなったことを痛感してい - [井川京子「片手の荷物は」「ゆっくりあゆむ」この境地はいつ](https://shikimorimisao.com/tanka/igawakyouko/) - その荷物はまわるのである 杖ついてゆっくりあゆむ老人の片手の荷物はよく回りおり(井川京子) KADOKAWA『 - [築地正子「名も知らずして」「あはれいたはる」独自の行路](https://shikimorimisao.com/tanka/tsuijimasako/) - 名を知らずして 紫の花咲かせずばその草の名も知らずしてこの世過ぎけむ(築地正子) 河出書房新社『【同時代】とし - [佐伯裕子の「うっすら」/老いは醜いのか/ゲーテと比較して](https://shikimorimisao.com/column/columnsaekiyuuko/) - 1 八十歳になったゲーテは、十八歳の若い女性に結婚を申し込んだんだそうな。いくらゲーテでもこれはアウトじゃない - [五十嵐順子「青鷺の瞑想日和」青鷺が思いめぐらすものとは](https://shikimorimisao.com/tanka/igarashijunnko5/) - そこに青鷺がいた わずかなる雨は湖面に波も立てず瀬の青鷺の瞑想日和(五十嵐順子) KADOKAWA『短歌』20 - [香山ゆき江「何処はげまし生きゆかむ」それは同時に歌の姿勢](https://shikimorimisao.com/tanka/kouyamayukie3/) - 何処はげまし生きゆかむ 身のほどの何処はげまし生きゆかむ老いの支度も馬鹿にはならず(香山ゆき江) ながらみ書房 - [上村典子「十四歳(じふし)」「咲きのこる」この美しい錯覚](https://shikimorimisao.com/tanka/uemuranoriko/) - 十四歳(じふし) 駅舎沿ひ黄色のカンナ咲きのこる誰をも閉ざす十四歳(じふし)のやうに(上村典子) KADOKA - [NHK短歌佳作「カレー」薬でもあることをいかに表現すべきか](https://shikimorimisao.com/process/report23/) - カレーは好物だが 片頭痛またかと昼に十辛で食べるカレーのわが痛み止め(式守操) 笹公人・選題詠「カレー」より - [NHK短歌佳作「食べる」コピー機のかなしい音はいずれに響く](https://shikimorimisao.com/process/report19/) - お題を考え過ぎてしまうきらいあり 昼食を逃してつまむおにぎりにコピーの音がひえびえひびく(式守操) 田村元・選 - [飯田彩乃「振り向いてゐる」オフィスの中の底力のある人たち](https://shikimorimisao.com/tanka/iidaayano2/) - オフィスと森 ざわめきのやまぬオフィスは森に似て葉擦れの音に振り向いてゐる(飯田彩乃) 本阿弥書店『歌壇』20 - [時田則雄の短歌より/大空と大地と人間/勁烈なる生命の衝動](https://shikimorimisao.com/column/tokitanorio2/) - 1 土と共に生きては来たが頬つ被りの似合ふ男にやまだまだなれぬ(時田則雄) KADOKAWA『短歌』2014. - [山下雅子「簡潔の妙」自分の歌よ/モチベーションを維持せよ](https://shikimorimisao.com/motivation/yamashitamasako/) - 庭の木/簡潔の妙 推敲に耽りて見やる庭の木々剪り込まれたる簡潔の妙(山下雅子) 本阿弥書店『歌壇』2017.5 - [関谷啓子「木の花の匂うころ」どこまでも無垢でいられること](https://shikimorimisao.com/tanka/sekiyakeiko/) - こんなにきれい 葉桜がこんなにきれい 誘いたる母が来るまでベンチに待てり(関谷啓子) 本阿弥書店『歌壇』201 - [立花開「君の家のいちばん近く」恋の毒に可憐である美しさ](https://shikimorimisao.com/tanka/tachibanaharuki/) - 沈黙の中に切ない短歌の声がある 君の家のいちばん近くの紫陽花が赤色か青色か聞きたい(立花開) KADOKAWA - [中畑智江の短歌/短歌内の構成を整理して幾通りも読んでみる](https://shikimorimisao.com/column/nakahatatomoe2/) - 1 中畑智江の『同じ白さで雪は降りくる』は、いかにもおもしろい歌集だった。難解な短歌はなかった。なかったが、い - [五十嵐順子「空に小さき皺も」生と死が張り合う天そして地](https://shikimorimisao.com/tanka/igarashijunnko4/) - 生と死とあくまで生の側にいて 空に小さき皺も残さず人逝きて拡声器の声新しき四月(五十嵐順子) ながらみ書房『連 - [沖ななも「男がやおら」この世界は多くの人間たちがいること](https://shikimorimisao.com/tanka/okinanamo4/) - もちろん立派な仕事です 電柱に向かいてしばらく立ちていし男がやおら登りはじめぬ(沖ななも) 北冬舎『白湯』(身 - [中川佐和子「そういえば」難しいことを難しくなく読めること](https://shikimorimisao.com/tanka/nakagawasawako/) - わかりやすい歌なのであるが そういえば愉しいときは在ることに気付かなかったメリーゴーランド(中川佐和子) KA - [小島ゆかり「<行先ボタン>」女性の人生に忍び寄る魔と代償](https://shikimorimisao.com/tanka/kojimayukari2/) - 家庭に帰る われにまだできることもうできぬこと<行先ボタン>ひとつだけ押す(小島ゆかり) 青磁社シリーズ・牧水 - [森山良太『西天流離』群れたる鰯/雨に咲きたる緋寒桜の花は](https://shikimorimisao.com/kajin/moriyamaryouta4/) - 「われもまた」の「また」 われもまた群れたる鰯 夕暮れのハチ公前の交差点ゆく(森山良太) ぶどうの木出版『西天 - [西行「果てはいかにか」短歌のために徒労を生きてみる覚悟を](https://shikimorimisao.com/motivation/saigyou/) - 西行のこの歌が好きである 行方なく月に心の澄み澄みて 果てはいかにかならんとすらん(西行) <山家集353> - [澤村斉美「うすくなるのだ」いっそ爽快に時を失う理由は黙秘](https://shikimorimisao.com/tanka/sawamuramasami/) - それは美しいデザイン 日記よりも出納帳は明るくて薄桃色の線の平行(澤村斉美) 第52回(2006年)角川短歌賞 - [森藍火の短歌より/この星/森藍火は宇宙人ジョーンズの如く](https://shikimorimisao.com/column/moriaika2/) - 1 ガテン系のお仕事のわたくしシキモリ、自販機ではBOSSを買います。BOSSのCMは今でもおもしろい。BOS - [後藤由紀恵「ほろほろひらく」母への視線に美しい勾配がある](https://shikimorimisao.com/tanka/gotoyukie/) - 「母のアルト」の二重の走行 東京では運転しないわれを待つロータリーには母のアルトが(後藤由紀恵) 本阿弥書店『 - [国分良子『ぴいかんの空』子のない夫婦が持ち合うジョーカー](https://shikimorimisao.com/kajin/kokubuyoshiko3/) - 夫婦ふたりでも 眠りいるきみのメガネを外したりきみにもきっと不安はあるらん(国分良子) 本阿弥書店『ぴいかんの - [森藍火「重病説流れゐるらし」<わたし>という噂の主と現実](https://shikimorimisao.com/tanka/moriaika/) - 喜んでいいのか悲しんでいいのか 重病説流れゐるらしスーパーのバナナの前に声かけられる(森藍火) 本阿弥書店『歌 - [歌人の鈴木美紀子さんのXにリンクを張っていただきました](https://shikimorimisao.com/news/news10/) - 1 歌人の鈴木美紀子さんのXにリンクを張っていただきました。 鈴木美紀子さんの歌集『金魚を逃がす』(コールサッ - [鈴木美紀子さんのXに寸評をいただきました](https://shikimorimisao.com/news/news12/) - 1 鈴木美紀子さんの第二歌集『金魚を逃がす』の新しい記事を起こしました。 鈴木美紀子さんのXに寸評をいただきま - [白瀧まゆみ「いられない」何を詠むかよりそれをいかに詠むか](https://shikimorimisao.com/tanka/shiratakimayumi/) - カプチーノの泡 なんぼ下品といわわれてもカプチーノの泡を嘗め尽くさずにはいられない(白瀧まゆみ) 本阿弥書店『 - [短歌も天体に依存しているのではないか/国分良子の歌を例に](https://shikimorimisao.com/column/columnkokubuyoshiko/) - 1 警報器が鳴って遮断機下り始む今日は誰とも話していない(国分良子) 本阿弥書店『ぴいかんの空』(鳥海山)より - [中根誠「裁判所の前の芝生を」心の正しいこの無敵の姿とは何](https://shikimorimisao.com/tanka/nakanemakoto/) - 裁判所の前の芝生よ 裁判所の前の芝生を方形に区切れる道に従ふわれは(中根誠) 本阿弥書店『歌壇』2017.11 - [穂村弘『短歌のガチャポン』穂村弘の宿命/あとがきの美しさ](https://shikimorimisao.com/column/columnhomurahiroshi/) - 1 小学館の穂村弘『短歌のガチャポン』は、紹介されている作品がどれもたのしく、順々に、するするするっと心地よく - [柴生田稔「不吉に歩みて」未来の人生と理想のためだったのか](https://shikimorimisao.com/tanka/shibautaminoru/) - 不吉 片側に砂利は積まれて雨の降る道を不吉に歩みてをりぬ(柴生田稔) 短歌新聞社柴生田稔『南の魚』「入野」抄( - [鈴木美紀子『金魚を逃がす』どうする/そして人生にしおり紐](https://shikimorimisao.com/kajin/suzukimikiko4/) - 短歌を退屈にしない金魚 病室の花瓶の水を替えるとき金魚を逃してしまった気がして(鈴木美紀子) コールサック社『 - [渡辺松男「ここにゐてここにもゐない」自分の身を抱きしめる](https://shikimorimisao.com/tanka/watanabematsuo/) - ここにもゐない実感 ここにゐてここにもゐない実感にたつたひとつの雲浮きてをり(渡辺松男) 本阿弥書店『歌壇』2 - [三ヶ島葭子「明日ものぼらむ」のこりの人生を切なく短歌へと](https://shikimorimisao.com/tanka/mikajimayoshiko2/) - のこされた人生を短歌にとどめる たまたまに來たりし吾子が埽除して敷きかへし床に晝寢をするも(三ケ島葭子) 創元 - [大崎安代「子の首に手を」愛するわが子の首に幸福の裂け目が](https://shikimorimisao.com/tanka/oosakiyasuyo2/) - 怖い 背後より子の首に手をかけてみる温かき肉の怖い感触(大崎安代) 短歌研究社『象を飼う家』(格安)より アタ - [松原あけみ「逝く」自分のまわりがまだ生きているありがたさ](https://shikimorimisao.com/tanka/matsubaraakemi/) - 死がその角度をとるところ 高くつく夢だつたわ、とはじめての海外旅行を言ひしひと逝く(松原あけみ) 本阿弥書店『 - [短歌は抑圧されたドッペルゲンガーの<わたし>を生み出すか](https://shikimorimisao.com/column/columnsuzukimikiko2/) - 1 20代後半だった。東京の私鉄の某駅で降りるときに、ホームから乗り込む人は、わたしと姿形が同じだった。お互い - [大野誠夫『羈鳥歌』短歌では求道と耽美が両立することを知る](https://shikimorimisao.com/kajin/oononobuo/) - 脅やかされて 黒砂にものうき歩みかへすとき脅(おび)やかされて生きのびゆかむ(大野誠夫) 短歌新聞社大野誠夫『 - [渡辺松男「すずめのチュン」ああすずめのチュンの偉大なる力](https://shikimorimisao.com/tanka/watanabematsuo2/) - 喉元のここちよさ チュンチュンとすずめの鳴ける喉元のここちのよさと桜の開花(渡辺松男) KADOKAWA『短歌 - [浜名理香「眺めたつ」<わたし>の肖像に精悍な気があること](https://shikimorimisao.com/tanka/hamanarika/) - 日記に書かれていた<わたし> 娘が来てカネを盗むと書く父の日記数冊紐に括りぬ(浜名理香) KADOKAWA『短 - [小田亜起子「地獄覗き」ひとり残されたこの人生を採点すると](https://shikimorimisao.com/tanka/odaakiko/) - 地獄ってどんなところよ 死後は「無」とおもえど気になるその名ゆえ鋸山の「地獄覗き」へ(小田亜起子) 本阿弥書店 - [歌人の春野りりんさんに紹介されました](https://shikimorimisao.com/news/newsharunoririnn/) - わたしの大好きな歌集『ここからが空』(本阿弥書店)の作者・春野りりんさんに、当サイトを紹介していただきました。 当サイトの、春野りりん『ここからが空』2020.8.28及び春野りりん「<今>を写しあひたり」2020.7.19を、春野さんが目にとめてくださって、ご自身のnoteに、そのことを載せてくださいました。 - [中畑智江『同じ白さで雪は降りくる』人生に雪の白さが新しく](https://shikimorimisao.com/kajin/nakahatatomoe/) - 決意 星おちてさやかなる音聞きし夜のわれはひそかに鎖骨を守る(中畑智江) 書肆侃侃房『同じ白さで雪は降りくる』 - [短歌の読み方に『ノルウェイの森』で生まれた読み方は可能か](https://shikimorimisao.com/column/columnsuzukimikiko/) - 1 ハルキストではないが、村上春樹の『ノルウェイの森』は、いくたりと読み返した。嘘というものは何か、都度、深く - [鈴木美紀子「トィンクル」短歌なんてやめておけばよかったか](https://shikimorimisao.com/motivation/suzukimikiko2/) - まずこの短歌を トィンクル、トィンクル、って星空にアフレコしていたお通夜の帰り(鈴木美紀子) KADOKAWA - [鈴木美紀子『風のアンダースタディ』「非常口」水をとどめる](https://shikimorimisao.com/kajin/suzukimikiko3/) - 劇的な非常口の扉 海までの道を誰かに訊かれたらあの非常口を指し示すだけ(鈴木美紀子) 書肆侃侃房(新鋭短歌シリ - [加藤正明「今日新入りの臨時工」すぐれた短歌の活眼がある](https://shikimorimisao.com/tanka/katoumasaaki/) - その短歌を読み手を信じてさしだす 指二本昨日奪ひしプレスの前今日新入りの臨時工が坐る(加藤正明) 第3回(19 - [時田則雄「しらゆきひめになるといふ」嘘が永遠に勝利する耳](https://shikimorimisao.com/tanka/tokitanorio/) - 何から何まで魅力的 雪を食へばしらゆきひめになるといふわが嘘を聞く耳やはらかし(時田則雄) 第26回(1980 - [大西民子『石の船』木蓮の花一輪を辛く悲しい人生に拾うこと](https://shikimorimisao.com/kajin/oonishitamiko2/) - 孤独 忽ちに遁(のが)しし幸よ用のなくなりしリキュールグラスを磨く(大西民子) 短歌新聞社『石の舟』大西民子歌 - [田宮朋子「ごめんください、猫ゐますか」少年の日のつばさよ](https://shikimorimisao.com/tanka/tamiyatomoko3/) - 尽きない魅力 「ごめんください、猫ゐますか」と子どもらが遊びにやつてくる春休み(田宮朋子) 柊書房『星の供花』 - [田宮朋子「かなしみかたがたりない」身の窮巷になぜここまで](https://shikimorimisao.com/tanka/tamiyatomoko/) - かなしみかたがたりない自覚の価値 頬杖をつきつつまたもおもひをり わたし、かなしみかたがたりない(田宮朋子) - [田宮朋子『星の供花』自らを灯火にこの世界の億のかなしみに](https://shikimorimisao.com/kajin/tamiyatomoko2/) - まずはこんなテイストの短歌を 夜の庭を手探りしつつ摘みきたる山椒の葉に黄の花まじる(田宮朋子) 柊書房『星の供 - [田宮朋子「機嫌よく生きませうね」姉妹の支え合う清らかさよ](https://shikimorimisao.com/tanka/tamiyatomoko4/) - 機嫌よく生きませうね 「機嫌よく生きませうね」といふ姉の言葉は春の陽のやはらかさ(田宮朋子) 柊書房『星の供花 - [田口綾子「熱々のうちに」短歌をテコに人間の表を裏にめくる](https://shikimorimisao.com/tanka/taguchiayako/) - この歌人の短歌をもっと読みたくなる短歌 見慣れぬ色の見知らぬ路線図ひろげつつ旅行へいかうとはしやぎゐるひと(田 - [竹山広「にんげんも危険ですね」おもしろい話を詩にできる](https://shikimorimisao.com/tanka/takeyamahiroshi/) - 短歌には音楽性が必須らしい にんげんも危険ですねといま妻が電話に語りゐるのは誰か(竹山広) 柊書房『遐年』(あ - [竹山広「机にしんと人はをりたり」すでに完成しているのかも](https://shikimorimisao.com/tanka/takeyamahiroshi2/) - 短歌の神秘性と交感する 「夕焼け」といふ古書店の奥ふかき机にしんと人はをりたり(竹山広) 柊書房『遐年』(夏至 - [国分良子「ホチキス」毅然とした姿を歌に読む者を引きつける](https://shikimorimisao.com/tanka/kokubuyoshiko2/) - 夫婦ふたりの下のお名前 一文字の夫の名前に二文字のわれの並んでバランスのよし(国分良子) 本阿弥書店『歌壇』2 - [国分良子「夏の悔い」短歌で市井の声が浅く聞けない声になる](https://shikimorimisao.com/tanka/kokubuyoshiko/) - 何が早いってあなたそれは年をとること どれが一番早いのだろう 特急、快特、快速急行、今年で五十(国 - [松村由利子『大女伝説』「角度」永遠は角度によって決まる](https://shikimorimisao.com/kajin/matsumurayuriko2/) - 短歌の角度 一心にミルクを注ぐ幸いよ永遠はその静けき角度(松村由利子) 短歌研究社『大女伝説』(真珠考)より - [島田幸典「赤きハンカチ」落とし物を法律と短歌で読んでみる](https://shikimorimisao.com/tanka/shimadayukinori/) - 落とし物のハンカチ 所有者を離れし赤きハンカチが路傍の柵に括られてゐる(島田幸典) 本阿弥書店『歌壇』2017 - [田中槐『サンボリ酢ム』法律と短歌は殺意をどう言語化するか](https://shikimorimisao.com/kajin/tanakaenju2/) - 殺意は言語化されて短歌にできるのか 人生なんて分かれ道ばっかりなのである。しょっちゅうぶつかる分かれ道を、自分 - [田中槐「いまどきキムタクにしか」一首の奥行に<わたし>](https://shikimorimisao.com/tanka/tanakaenju3/) - 女と男の名誉 プライドがそんなに大事? そんなものいまどきキムタクにしかないのに(田中槐) 砂子屋書房『サンボ - [田中槐『サンボリ酢ム』非日常に幸福を求める倒錯した美しさ](https://shikimorimisao.com/kajin/tanakaenju/) - 超弩級迫力 無名人の、それも短歌のサイトは、要は、安い物件である。有名人のブログであれば、「カニ食べました~」 - [棚木恒寿「ただ置かれたる水槽に無傷の水」この水槽は必然か](https://shikimorimisao.com/tanka/tanakikouju/) - 水槽 日陰にてただ置かれたる水槽に無傷の水は入れられてあり(棚木恒寿) 本阿弥書店『歌壇』2017.10月号「 - [鈴木晴香「おやすみ、外部」短歌を始めた純粋なこころがある](https://shikimorimisao.com/tanka/suzukiharuka/) - 非常時に押し続ければ外部との会話ができます(おやすみ、外部) (鈴木晴香) 書肆侃侃房(新鋭短歌シリーズ)『夜にあやまってくれ』((おやすみ、外部))より ここに魅かれる 「外部」に「おやすみ」と言ったのである。 エレベーターの非常用ボタンの注意書きに「外部」とあった。だからそのまま「外部」と呼びかけた。「おやすみ」 - [鈴木晴香『夜にあやまってくれ』二人の愛を確かめ合う距離](https://shikimorimisao.com/kajin/suzukiharuka2/) - 計測できない距離が短歌に 誰かが一方の誰かに言っている、その気持ちを、詳しく説明していないのに感得できることが - [石川美南「とめどなく話しましたね」光の中に舞う光の正体は](https://shikimorimisao.com/tanka/ishikawamina/) - オニオンリング とめどなく話しましたね二次会はオニオンリングだらけでしたね(石川美南) KADOKAWA『短歌 - [石川美南「また誰か借り出してゐる」石川美南のこの歌も好き](https://shikimorimisao.com/tanka/ishikawamina2/) - また誰か また誰か借り出してゐる 図書館に一冊きりのあなたの自伝(石川美南) 本阿弥書店『歌壇』2017.12 - [吉野裕之「しゃがみゆく秋のビル」この世界に貴重なゲームを](https://shikimorimisao.com/tanka/yoshinohiroyuki/) - しゃがみゆく秋のビル 淡く淡く日はありながら見ていたりゆっくりしゃがみゆく秋のビル(吉野裕之) 邑書林 セレク - [吉野裕之の短歌/その仕事と歌の道で誇りを研ぐ姿があること](https://shikimorimisao.com/column/yoshinohiroyuki2/) - 1 わたしは、十年以上を、マンションの管理人をしているが、ゴミ出しのマナーの悪さに驚くことでは、いっこうに慣れ - [春野りりん「月のこころ」短歌の容積が大きくなる時間の堆積](https://shikimorimisao.com/tanka/harunoririnn3/) - 音 着信の音づれを待つ良夜なり水脈曳きわたる月のこころに(春野りりん) 本阿弥書店『歌壇』2016.1月号「月 - [松村由利子『大女伝説』捨て置けない志操壮重な真の女性像が](https://shikimorimisao.com/kajin/matsumurayuriko/) - 際立った存在感 確かめておきたきことを数えつつ深夜に開く労働協約(松村由利子) 短歌研究社『大女伝説』(耐用年 - [松村由利子『大女伝説』の記事を起こすよろこびはどれほどか](https://shikimorimisao.com/column/columnmatsumurayuriko/) - 歌集は高価。短歌は紙と鉛筆があればできる、とか。そうだろうか。 もっとたくさん歌集を読みたい、となって、わたしがまず困ったことは、歌集とはさして容易に入手できるものでもなかったこと。 図書館にもあるにはあるが、それでも限りがある。 謹呈文化である。それで短歌の文化が保護されている面もあって - [光森裕樹「わたしも云へばよかつた」ご自分を晒す勇気がある](https://shikimorimisao.com/tanka/mitsumoriyuuki/) - 匿名が破れないうちは 云つたとほりになつたと云つてひとびとが嗤ふ——わたしも云へばよかつた(光森裕樹) 本阿弥 - [光森裕樹「十号坂十号通り商店街」サイバースペースの豆腐屋](https://shikimorimisao.com/tanka/mitsumoriyuuki2/) - 異空間に転移させる短歌 十号坂十号通り商店街いつ来ても人居らず豆腐屋(光森裕樹) 第54回(2008年)角川短 - [花山周子『風とマルス』あまりのおもしろさに別記事にした歌](https://shikimorimisao.com/kajin/hanayamasyuuko3/) - この弟をいっぺんで好きになる 弟はわれの手相をしげしげと見しのち低く物言わんとす(花山周子) 青磁社『風とマル - [花山周子『風とマルス』偉大な芸術家は社会の扉の鍵を持てる](https://shikimorimisao.com/kajin/hanayamasyuuko/) - うさぎと暮らす芸術家 ぎっしりと雨降る窓に畳まれた時間だわれは正座している(花山周子) 青磁社『風とマルス』( - [佐田毅「惜しみつつ一枚を」カレンダーの歌とはこうするのか](https://shikimorimisao.com/tanka/sadatakeshi/) - 「一枚を剥ぐ」この心情の正体は カレンダーのさくらの花を惜しみつつ一枚を剥ぐ 五月に入りぬ(佐田毅) KADO - [佐伯裕子「さようならのよう」大きな桜にとって日本の未来は](https://shikimorimisao.com/tanka/saekiyuuko2/) - 大きく動く桜 圧倒的量感となり花群は大きく動く さよならのよう(佐伯裕子) 本阿弥書店『歌壇』2016.6月号 - [Yahoo!知恵袋に当サイトについて質問がありました](https://shikimorimisao.com/news/news9/) - 1 ほぼ1年が過ぎていますが、「Yahoo!知恵袋」に、当サイトについて質問がありました。 2 xpx**** - [森岡千賀子「性別の分からぬ老いと乳飲み子」なんと荘厳な](https://shikimorimisao.com/tanka/moriokachikako/) - 性別不詳 性別の分からぬ老いと乳飲み子は電車にふかく眠りてゐたり(森岡千賀子) 本阿弥書店『歌壇』2017.9 - [松川洋子の短歌/「生まれた」と「死ぬとき」の歌/歌の継続](https://shikimorimisao.com/motivation/matsukawayouko/) - 生まれた哲学 きいちゃんはきいちゃんになるために生まれたの 八歳の子の妙(たへ)なる哲学(松川洋子) 本阿弥書 - [前川佐美雄「見よ」現代も戦後も安寧をやさしく包む夕ぐれが](https://shikimorimisao.com/tanka/maekawasamio3/) - いつの時代でも ゆふぐれの雲くれなゐに染むを見よ未来は一つふた分れせず(前川佐美雄) 短歌新聞社『捜神』(野極 - [小紋潤「夕焼けの向かうにいつか」失望がない世界はあるのか](https://shikimorimisao.com/tanka/komonjun/) - 前方の夕焼け 草の茂る小道を通り夕焼けの向かうにいつかゆかうと思ふ(小紋潤) 本阿弥書店『歌壇』2017.8月 - [浜名理香「夕べの見も知らぬ町」の「夕べ」なる言葉の力よ](https://shikimorimisao.com/tanka/hamanarika2/) - 見も知らぬ町 すぐそこに家(うち)があっても良いような見なれた夕べの見も知らぬ町(浜名理香) KADOKAWA - [飯田彩乃「透明なストレート」この人生に慕わしい短歌を得た](https://shikimorimisao.com/tanka/iidaayano/) - 少年の妙と美 信号が青になるまで少年が投げ込む透明なストレート(飯田彩乃) 第二十七回(2016年)歌壇賞「微 - [C子「とんとん元気に」投稿歌人必読米川千嘉子名著のご案内](https://shikimorimisao.com/motivation/yonekawachikako/) - 子どもに教わる 階段をとんとん元気に上がりゆく待ち合わせのなき北大路駅(C子) 三省堂『親子で楽しむこども短歌 - [NHK短歌佳作「眠り」さしあたり心得ているノウハウで短歌に](https://shikimorimisao.com/process/report15/) - 「眠り」の実景を描くことに 触れたならたちまち粉になりそうなうすい瞼が病にとじる(式守操) 大森静佳・選題詠「 - [川崎あんな「やなぎはらみよこさん」こんなにもたのしい短歌](https://shikimorimisao.com/tanka/kawasakiannna3/) - ほらこんな歌はまさに 不思議といへばふしぎにて口にするやなぎはらみよこさんちのぷらむ(川崎あんな) 砂子屋書房 - [千葉聡『そこにある光と傷と忘れもの』小さなつぼみがついた](https://shikimorimisao.com/tanka/chibasatoshi2/) - 海外の学園ドラマの教師なら廊下で恋の話もするのに(千葉聡) 風媒社『そこにある光と傷と忘れもの』(これからの日々)より いい教師とはどんな教師だろう。「廊下で恋の話」なんかに関わらないのもまた一教師の個性である、とはならないらしい。たいへんなだなあ。頭が下がる。 そこにはたしかに光と傷が - [森山良太「離島配属」現実を生きる人一人の人生の偉大な価値](https://shikimorimisao.com/tanka/moriyamaryouta2/) - 神々しいほどの短歌 サクッサクッ 踏む雪鳴ると語るとき生徒ら私語をやめてわれ向く(森山良太) 第51回(200 - [岡山たづ子「吊橋の揺るる上にて」人生の余白に大きな存在が](https://shikimorimisao.com/tanka/okayamataduko2/) - 人生の余白/青年 新聞を立ちて読みゐる青年と鳩と爽やかにありてかかはらず(岡山たづ子) 短歌新聞社『雪の香』「 - [大崎安代「イライラせずに信号を」偉大なる明るさとウィット](https://shikimorimisao.com/tanka/oosakiyasuyo/) - 主人公<わたし>が魅力的な短歌 満月の暑くも寒くもない夜はイライラせずに信号を待つ(大崎安代) 本阿弥書店『歌 - [木俣修「霜柱散る」霜柱は何歳の靴先に散って凛々となるのか](https://shikimorimisao.com/tanka/kimataosamu/) - 霜柱 六十歳のわが靴先にしろがねの霜柱散る凛々(りり)として散る(木俣修) 短歌新聞社『故園の霜』木俣修歌集「 - [立花開「糸のようなもの」との表現を可能にさせる差はどこか](https://shikimorimisao.com/motivation/tachibanaharuki2/) - 糸のようなもの 潮騒が引くとき身体の内部より抜かれる糸のようなものあり(立花開) 本阿弥書店『歌壇』2016. - [斎藤茂吉と他の人では短歌で牛に見ていることがこんなに違う](https://shikimorimisao.com/motivation/satosataro4/) - 末梢的である ものうげに頭めぐらすはだら牛瞳の中に夕日は燃えつ(知らない人) 角川書店『短歌を作るこころ』佐藤 - [「三階の窓」の知らない人と「汽車」の斎藤茂吉の驚きの差](https://shikimorimisao.com/motivation/satosataro3/) - 写生として軽い 三階の窓に眺むる雪解の道一すぢに人の続けり(知らない人) 角川書店『短歌を作るこころ』佐藤佐太 - [知らない人の「冬晴の川」と斎藤茂吉の「冬池」の非常な違い](https://shikimorimisao.com/motivation/satosataro2/) - おちいりやすい欠点 橋わたる人影水に映りたり清らに澄みし冬晴の川(知らない人) 角川書店『短歌を作るこころ』佐 - [安藤あきよ「まだ幸せな吾なり」病の人に元気を与えられる](https://shikimorimisao.com/tanka/anndouakiyo2/) - 受苦が愛へと 肉色の義肢見ればまだ幸せな吾なりコルセット修理待つ間を(安藤あきよ) 「未来」昭和33年8月号よ - [千葉聡氏の時評「歌人を続ける、歌人をやめる」について](https://shikimorimisao.com/column/columnchibasatoshi/) - 1 『「詩客」短歌時評』というブログがある。 その短歌時評の155回は、「歌人を続ける、歌人をやめる」とのタイ - [中山みどり「冬のマネキン」マネキンを表現して人間を見せる](https://shikimorimisao.com/tanka/nakayamamidori/) - マネキンを写して人間を知る マフラーが巻かれて冬のマネキンとなりぬ硬い表情のまま(中山みどり) 本阿弥書店『歌 - [鳥居『キリンの子』鳥居歌集/母ある天は永遠にこの子を守る](https://shikimorimisao.com/kajin/torii/) - 悲運の流れに任されて 若い花々が、悲運の流れに任される。『キリンの子』鳥居歌集である。よく売れた。 話題の鳥 - [岡本貞子「一生働かぬ蟻」地球に生きる人間の自分を問い直す](https://shikimorimisao.com/tanka/okamotosadako2/) - 働き蟻の条件 働き蟻のなかにも一生働かぬ蟻も居るなり地球上には(岡本貞子) 本阿弥書店『歌壇』2017.5月号 - [知らない人の「貨車」と斎藤茂吉の「トラック」の非常な違い](https://shikimorimisao.com/motivation/satosataro/) - おちいりやすい欠点 煙りつつ冬の雨降る構内に貨車の動くがかすかに見ゆる(知らない人) 角川書店『短歌を作るここ - [俵万智の短歌/「ふいに」人生のこれだけの差が1秒にある](https://shikimorimisao.com/column/columntawaramachi/) - 「クロッカスが咲きました」という書き出しでふいに手紙を書きたくなりぬ(俵万智) 河出書房新社『サラダ記念日』(待ち人ごっこ)より この一首を読み返したこと何度目か、わたしは、『サラダ記念日』から顔を上げた。わたしも短歌をつくってみよう。 70年代以降に生まれた人は想像の範囲でしかないだろうが、『サラダ記念日』 - [石川啄木「大という字を百あまり」トライ・アンド・エラーを](https://shikimorimisao.com/motivation/ishikawatakuboku/) - 大(だい)という字を百あまり砂に書き死ぬことをやめて帰り来きたれり(石川啄木) 『一握の砂』 短歌っておもしろいな、となっても、知っている歌人などほとんどいないのである。 幾人かは知っていたが、それは、わたしに、ぼんやりとだった。つまらなさそうだ。 石川啄木は、まあせっかく興味を持った記念に手に取った - [三井修「最後の一粒」大好きな一首を何度も書き写してみると](https://shikimorimisao.com/motivation/mitsuiosamu2/) - この短歌を書き写すぞ ドロップの缶を逆さに振りて出す最後の一粒薄荷味なり(三井修) 角川学芸出版『海図』(新玉 - [野口あや子『かなしき玩具譚』「もう見捨てられたくなくて」](https://shikimorimisao.com/kajin/noguchiayako2/) - 炎のようなめまい もう見捨てられたくなくて「連作が書きたい」などと泣いてみるなり(風呂敷) 友達に励まされては - [松平盟子「崩れ初めたり」桃よまだまだ桃のままでいてくれ](https://shikimorimisao.com/tanka/matsudairameiko3/) - 瀕死 ようやくに形を保つ桃として桃があるまま崩れ初(そ)めたり(松平盟子) 河出書房新社『たまゆら草紙』(儚疲 - [香山ゆき江「悲鳴をあぐる」一字一音が声をあげて泣いている](https://shikimorimisao.com/tanka/kouyamayukie2/) - 短歌はそこにある人生を共有できる いづくかに傷をかくしてゐるやうに研磨の石の悲鳴をあぐる(香山ゆき江) ながら - [香山ゆき江『水も匂はぬ』はかなくも誰かを愛する歓びがある](https://shikimorimisao.com/kajin/kouyamayukie/) - 身の不平が動機ではない詩情 この国は、悲劇を容認しない。悲劇も神の思し召し。そのような概念を、この国の歴史は、 - [大滝和子の短歌/男女は互いに反意語である/時間の単位は月](https://shikimorimisao.com/column/columnootakikazuko/) - 1 反意語を持たないもののあかるさに満ちて時計は音たてており(大滝和子) この一首の「反意語を持たないもの」を - [野口あや子の短歌の夏目漱石の『猫』の猫のようなスマホの歌](https://shikimorimisao.com/column/column4/) - 1 きみがいない日々など考えられないと複数人にいわれる幸よ(野口あや子) てのひらに収まる機器を見つめつつ全能 - [石川啄木「われよりえらく見ゆる日よ」千葉聡に相談した彼女](https://shikimorimisao.com/motivation/ishikawatakuboku2/) - 千葉聡もまたそうだった 『「詩客」短歌時評』というブログがある。 その短歌時評の155回は、「歌人を続ける、歌 - [三留ひと美「待て」死を妨げる力の大きさ/生きているとは何](https://shikimorimisao.com/tanka/miruhitomi/) - 死に連れてゆく力 待てとしか教へぬ犬に先立たれわが終末をまつ日日長し(三留ひと美) 本阿弥書店『歌壇』2017 - [春野りりんと坪野哲久の短歌/木村カエラの「Butterfly」](https://shikimorimisao.com/column/columnbutterfly/) - 1 なぜ小説ではなくて短歌なのか。 なぜ魚屋ではなくて八百屋なのか、とは似て非なる問いである。 (以下、思いつ - [永井陽子『モーツァルトの電話帳』人間でしかないことの抵抗](https://shikimorimisao.com/kajin/nagaiyouko/) - 現代の人類 森の人オランウータン もともとはあんなさはやかな歩行であつた(永井陽子) 河出書房新社『モーツァル - [岡山たづ子「水仙のうすき緑を」敬愛すること限りなき智徳](https://shikimorimisao.com/tanka/okayamataduko/) - どれだけ智徳の高さがおありなのだろう いちはやく芽をのぞかせし水仙のうすき緑を猫がかぎをり(岡山たづ子) 短歌 - [今野寿美「悪に少しも遠くなけれど」最高の文学作品として](https://shikimorimisao.com/tanka/konnosumi2/) - 枇杷に濡れる手 悪に少しも遠くなけれど悪なさぬ手はやすやすと枇杷に濡れゐる(今野寿美) 河出書房新社『【同時代 - [榎幸子「懸命の医師を思へば」人間同士の美しい絆がある短歌](https://shikimorimisao.com/tanka/enokisachiko/) - 淡々としている命の瀬戸際 このままに死にますかと問ひたきに懸命の医師を思へば言へず(榎幸子) 本阿弥書店『歌壇 - [吉田正俊「親子猫」「庭芝草」短歌の裏に聴こえていた声が](https://shikimorimisao.com/tanka/yoshidamasatoshi/) - 親子猫 朝宵に鳴きて寄り来る親子猫こころやさしき時は食をやる(吉田正俊) 短歌新聞社吉田正俊『草の露』「くさぐ - [生方たつゑ「麻酔のごとやさしき」生きている世界の再発見が](https://shikimorimisao.com/tanka/ubukatatasue/) - この世界は生きるに値する? 麻酔のごとやさしき海の空も見き秀(ひい)でてたかき殺竿(せつかん)の下(生方たつゑ - [長沢美津「容易にて」その短歌の前に何をどう思ってきたのか](https://shikimorimisao.com/tanka/nagasawamitsu3/) - なぜおもしろい くずすこと容易にて高く積み上げし積み木の上になほ一つ積む(長沢美津) 新星書房『車』(積み木) - [小島ゆかり「ここへおいで」どこかに置き忘れた歌が見つかる](https://shikimorimisao.com/tanka/kojimayukari3/) - なおまだ心の目をみはる 夏みかんのなかに小さき祖母が居て涼しいからここへおいでと言へり(小島ゆかり) 青磁社シ - [長嶺元久「以下が空白」カルテの空白に人の愛情の波紋を呼ぶ](https://shikimorimisao.com/tanka/nagaminemotohisa2/) - 纏綿たる情理 赤き字に「死亡」とわれが記したるカルテは以下が空白となる(長嶺元久) 本阿弥書店『百通り』(むら - [森山良太「佐藤かおり」短歌に口語体と文語体が共鳴する魅力](https://shikimorimisao.com/tanka/moriyamaryouta/) - まずは一言たのしいです 「安寧」の意味など今日は訊いてくる佐藤かおりに何がありしか(森山良太) KADOKAW - [斉藤斎藤「あの夏のぼく」口語短歌の終止形で郷愁を生み出す](https://shikimorimisao.com/tanka/saitousaitou/) - たのしい あの夏のぼくはしんじる扇風機つけっぱなしで寝たら死ぬ説(斉藤斎藤) 本阿弥書店『歌壇』2016.11 - [俵万智「またこんな男を」俵万智の短歌の現在・過去・未来は](https://shikimorimisao.com/tanka/tawaramachi2/) - 未来は明るくない 「不器用に俺は生きるよ」またこんな男を好きになってしまえり(俵万智) 文藝春秋『会うまでの時 - [庵伸雄「妻が買つてくれた」妻あってゆえに冬日は銀色になる](https://shikimorimisao.com/tanka/iorinobuo/) - 妻に誘はれ 妻に誘はれ散歩に行けり残る葦が銀色となり冬日にかがやく (庵伸雄) 本阿弥書店『歌壇』 2017.5月号 「節分の夜」より 「冬日にかがやく」のは、「残る葦」である。 「銀色とな」るそうな。 冬ともなればそうもなろう。… - [坪野哲久「なおいたましく」人間の内に清き純正を呼び覚ます](https://shikimorimisao.com/tanka/tsubonotekkyu5/) - はだのしめりか 春近きはだのしめりかゆるやかに雨滴ひびけり夜のふけゆくに(坪野哲久) タイガー・プロ『碧巖』( - [岡山巖『遭遇』時空を超えて現代に届くそれは単純に激励の声](https://shikimorimisao.com/kajin/okayamaiwao/) - 生きていることを告げてくれる短歌 假寢よりさめたる部屋にたましひの寄りてとまらむ枝さへもなし(岡山巖) 長谷川 - [横山未来子「とほく眠るからだをおもふ」うすい目に美が沈む](https://shikimorimisao.com/tanka/yokoyamamikiko/) - なるほどこれが歌人か とほく眠るからだをおもふかすかなるなゐの過ぎたる薄明のなか(横山未来子) KADOKAW - [NHK短歌(短歌de胸キュン)佳作「給食」で捨てた語彙](https://shikimorimisao.com/process/report4/) - 思い出を素直に短歌にしようと 給食をガキ大将に多く盛る弟分の手指は小ちゃく(式守操) 栗木京子・選:題詠「給食 - [松平盟子「ひと日われ煙となりて」<わたし>はどうなるの](https://shikimorimisao.com/tanka/matsudairameiko/) - さみだれはうすらに寒しひと日われ煙となりてうずくまり居り(松平盟子) 河出書房新社『たまゆら草紙』(夕白桔梗)より 「煙となりてうずくま」るそうな。ありえねえよ。でも、わかる。よくわかる。ご自分を「煙と」も感じてしまう、そのようなことが、この人生にはあることを。 ある種の人に 常、滔々と押し寄せてくる何かがある。 - [松平盟子「直線の傷のごときを背に描く」されど明眸を前方に](https://shikimorimisao.com/tanka/matsudairameiko2/) - 隠された傷を背に ファスナーをまっすぐおろす直線の傷のごときを背に描くため(松平盟子) 河出書房新社『たまゆら - [小島なお「母親に抱かれ静かになりし子の」永遠の親和の権化](https://shikimorimisao.com/tanka/kojimanao2/) - 非日常が未来を進む 母親に抱かれ静かになりし子の眼は深みどり深夜のバスに(小島なお) 第50回(2004年)角 - [三井修「少年と少女の声に」伸縮自在の<わたし>外延である](https://shikimorimisao.com/tanka/mitsuiosamu3/) - 生きている内と外との呼応 少年と少女の声に高低のわずかにありてわが前後ゆく(三井修) 角川学芸出版『海図』(筑 - [小池光「鉄塔が春雲のそらに」短歌は真理を明るみにできる](https://shikimorimisao.com/tanka/koikehikaru2/) - 短歌はそれを見慣れたものにしない 林間に基部(きぶ)をもちたる鉄塔が春雲のそらにつきささりをり(小池光) 本阿 - [小島ゆかり「もう似合はない」人一人のいのちがそよぐ音色](https://shikimorimisao.com/tanka/kojimayukari/) - 人生に反射して生まれる色 杳(とほ)い杳いかのゆふぐれのにほひしてもう似合はない菫色のスカーフ(小島ゆかり) - [五十嵐順子「嫌がる酸素マスクも当てる」何度でも歌える短歌](https://shikimorimisao.com/tanka/igarashijunnko/) - 人間は人間を死なせたくない ごめんなさいこの世は難儀なところにて嫌がる酸素マスクも当てる(五十嵐順子) 『詩客 - [三ヶ島葭子「わが顏に手拭が」まことにやさしい人がいること](https://shikimorimisao.com/tanka/mikajimayoshiko3/) - うちのめされるようなやさしさが短歌に 妹は障子はたけりわが顏に手拭が被(かぶ)されてありし(三ヶ島葭子) 創元 - [五十嵐順子「書類袋持ちしまま会いに来し人が」揺さぶる短歌](https://shikimorimisao.com/tanka/igarashijunnko3/) - 短歌はこの人生を問う 書類袋持ちしまま会いに来し人がそれを抱きて帰りゆきたり(五十嵐順子) ながらみ書房『I - [坪野哲久「きみの素顔に涙したたる」短歌の天質に加味する美](https://shikimorimisao.com/tanka/tsubonotekkyuu4/) - 短歌にくるまれた素顔の偉大さ すさまじく生き凌ぎける四十年きみの素顔に涙したたる(坪野哲久) 不識書院『胡蝶夢 - [梅内美華子「脱毛をした腕」人間の世界にひしめきあるを知る](https://shikimorimisao.com/tanka/umenaimikako/) - この短歌がおもしろい理由を知りたかった ヘラクレスオホカブト欲しきといふ少女脱毛をした腕の照りつつ(梅内美華子 - [川崎あんな「ハシモトさん」平凡な暮らしに粲然たる水は奔る](https://shikimorimisao.com/tanka/kawasakiannna/) - 水により世界に人は生きている ゆふぐれのテラスを滌ふ音はして耳のなかまであふるゝ水位(川崎あんな) 砂子屋書房 - [橋本喜典「この日の三度目を」結句をいかに魅力的にするか](https://shikimorimisao.com/tanka/hashimotoyoshinori2/) - 勧誘の電話この日の三度目を下ろしてひとり怒りつぶやく(橋本喜典) 本阿弥書店『歌壇』2017.2月号「天地」より 迷惑電話が腹立たしい。要は、そういう内容だ。それだけだ、とも言える。それだけを、短歌で、おもしろくすることができる人はできるのである。 「この日の三度目」らしい。一度目は寛大にもなれようが、「三度目」 - [鳥居「野菜の匂いの雨」そんなところに不滅の愛があったこと](https://shikimorimisao.com/tanka/torii2/) - その前後の物語を必要としない愛 寝そべって算数ドリル解く午後に野菜の匂いの雨が降り出す(鳥居) KADOKAW - [前川佐美雄「一つづつ消えてゆく」いのちを人に教えられるか](https://shikimorimisao.com/tanka/maekawasamio/) - 短歌はいのちの触角があるのか この道の石に一つづつ消えてゆく儚きいのち鳥のこゑして(前川佐美雄) 短歌新聞社『 - [NHK短歌佳作「枕」はこのように素直な工夫をしてみました](https://shikimorimisao.com/process/report1/) - それは1秒の直観であったが 歯ブラシと同じ哲学やわらかい枕もあればかたいのもある(式守操) 小島なお・選:題詠 - [読売歌壇3席「天井に剣」既に持っている短歌用サイズの言葉](https://shikimorimisao.com/process/report26/) - わたしの横で眠る妻 高熱の妻のとなりで天井に剣が吊るしてあるように寝る(式守操) 選者:黒瀬 珂瀾(22.12 - [NHK短歌佳作「運」表現したいことに余計なことは除外したい](https://shikimorimisao.com/process/report25/) - 何の「運」でいくべきか 重心をやっと定めた子の傘が進む低さで追いかける雨(式守操) 佐佐木定綱・選題詠「運」よ - [NHK短歌佳作秀歌「降」一語で2つを映し出してみたいのだが](https://shikimorimisao.com/process/report24/) - 何の「降」でいくべきか 降る雨に打たれて耐える詩があるを思い出しても時給変わらず(式守 - [NHK短歌佳作「重」これで表現したいとなる景色の出現を待つ](https://shikimorimisao.com/process/report14/) - 辛抱強く題材を待って ストローがグラスのふちによりかかるほどの重さといかず夫婦は(式守操) 大森静佳・選題詠「 - [NHK短歌佳作「心」の完成までこのようにねばってみました](https://shikimorimisao.com/process/report6/) - 心とはどんなもの 過ぎ去った時を鎖のように巻く心が映るもろい背中に(式守操) 大森静佳・選:題詠「心」より N - [三ヶ島葭子「部屋あかるくも」孤独の女性の感情を支える語彙](https://shikimorimisao.com/tanka/mikajimayoshiko/) - 短歌に豊富な感情と平凡な語彙は両立可能 障子張り部屋あかるくもなりにけりひとりすわるもいつもの所に(三ヶ島葭子 - [沖ななも『ふたりごころ』人生がつまらなく見えないのである](https://shikimorimisao.com/kajin/okinanamo2/) - 人生はいいもんだ 恐るべき致死率のウイルスで世界の主要都市が壊滅してしまう映画があった。『復活の日』である。日 - [三井修『海図』この世界の外に海を見つけられる旅人になった](https://shikimorimisao.com/kajin/mitsuiosamu4/) - 三井修は旅人だった アンケートに記入し終えて職業欄<旅人>と記す夏の銀座で(三井修) 角川学芸出版『海図』(地 - [小池光「くらやみの庭に向かひて」妄想ではない異次元がある](https://shikimorimisao.com/tanka/koikehikaru/) - 臆面もなくまた新たなレポートをするのである。今回のレポートは、短歌は集中しないとダメだ。 くらやみの庭に向かひて少年は西瓜の種を口より飛ばす(小池光) KADOKAWA『短歌』2015.7月号(沈黙の藤)より ふむ、「少年」に絶妙な「くらやみの庭」がよく似合う。 この「くらやみ」は、朝を迎えると、人の目に見えなく - [穂村弘さんの『短歌のガチャポン』(小学館)に載りました](https://shikimorimisao.com/news/news6/) - 1 穂村弘さんの『短歌のガチャポン』(小学館)に拙作を紹介していただきました。 びっくりしました。 いなかから - [虫追篤さんに『短歌ください』の拙作の寸評をいただきました](https://shikimorimisao.com/news/news5/) - 1 歌人の虫追篤さんに、わたくし式守の短歌を引いて、その感想をツイートしていただきました。 ありがとうございま - [NHK短歌佳作「春の草」圧倒的な力を持つドクダミと戦おう](https://shikimorimisao.com/process/report28/) - 何の「春の草」でいくべきか 地下鉄をはりめぐらせた人類の代表としてドクダミを抜く(式守操) 吉川宏志・選題詠「 - [野口あや子『かなしき玩具譚』死と隣り合わせで足場を組む](https://shikimorimisao.com/kajin/noguchiayako/) - 青春の不朽の名作として 最近に限ったことではないが、生きづらい詩が猖獗をきわめている。が、いつの時代も、若者は - [川崎あんな『あんなろいど』美しい一刀三礼の精神で造形する](https://shikimorimisao.com/kajin/kawasakiannna2/) - これだけの存在感の理由 風を遮るものとてなく丘のうへ吹きつさらしに花はし傾ぐ(川崎あんな) 砂子屋書房『あんな - [武山英子「傾けるかたち」力が尽きるまで恋をする慟哭の声よ](https://shikimorimisao.com/tanka/takeyamahideko/) - こころさびしき明治の四十二年 われ君にすがらむとして傾けるかたちをおぼえこころさびしき(武山英子) 筑摩書房・ - [中島行矢『母樹』十方無碍の愛に立って過去と未来を包摂する](https://shikimorimisao.com/kajin/nakajimayukiya2/) - よるべなき身に 捨てられし捨てし幾たびその果てのよるべなき身にパンツをたたむ(中島行矢) 本阿弥書店『母樹』( - [原田彩加『黄色いボート』短歌に人間が再起する美質を収める](https://shikimorimisao.com/kajin/haradasaika/) - いい歌人/いい歌集 博識な哲学よりかえって雑念が片付くことがある。 この書肆侃侃房(新鋭短歌シリーズ)『黄色い - [月間pv数が3,000pvを突破しました](https://shikimorimisao.com/news/news4/) - 1 当サイト(短歌研究室)が、月間pv数で、3千を達成しました。 当サイトを始めたのは、2020年の、年が明け - [長沢美津「あともどりして真上より」偶然に支配された一瞬に](https://shikimorimisao.com/tanka/nagasawamitsu2/) - それは人生に失望していたところに 水の底にしづみてゆきし池の鯉をあともどりして真上よりみる(長沢美津) 新星書 - [高松秀明「花売るはさびしかるらし」悲運の人と泣いている詩](https://shikimorimisao.com/tanka/takamatsuhideaki/) - <わたし>が無力である哀切 花売るはさびしかるらしふるさとの花売る女(ひと)は頬かむりする(高松秀明) 角川書 - [糸川雅子「かかわりなき位置より」かかわりなきに隠れた詩が](https://shikimorimisao.com/tanka/itokawamasako2/) - 短歌で観測できない空間が顕ちのぼる かかわりなき位置よりわれの背(せ)な冷ゆる無人の広場歩みゆくとき(糸川雅子 - [前川佐美雄「われの後に椅子置かれたり」高精度なセンサーが](https://shikimorimisao.com/tanka/maekawasamio2/) - 短歌の腕の前にハイスペックなセンサーがある 森の樹がみな手を垂れて夜(よ)となる時われの後に椅子置かれたり(前 - [橋本喜典「礼を欠くかと」平凡な言葉で人の日常が剥がされる](https://shikimorimisao.com/tanka/hashimotoyoshinori/) - 短歌で他人と紙一枚の差がある人間を映す 花の名を知らざるままにたのしむは礼を欠くかと図鑑にさぐる(橋本喜典) - [NHK短歌佳作「泣」題にしがみつくがでも題に没入しない加減](https://shikimorimisao.com/process/report21/) - 厄介な題である リモコンで神の如くにヒロインの死にゆく笑みの時間を止める(式守操) 佐佐木定綱・選題詠「泣」よ - [NHK短歌佳作「ボール」何を詠むかその「何」の真実とは何か](https://shikimorimisao.com/process/report18/) - 「ボール」と言えばボール拾いが また一人ボール拾いが退部してレギュラーよりも駆けまわる夏(式守操) 佐佐木頼綱 - [月間pv数が4,000pvを突破しました](https://shikimorimisao.com/news/news8/) - 1 当サイト(短歌研究室)が、月間pv数で、4千を達成しました。 当サイトを始めたのは、2020年の、年が明け - [読売歌壇「消火器」そこに何があって何を感じたのかに比重を](https://shikimorimisao.com/process/report17/) - 消防訓練のたるんだようすを表現してみたい 消火器の訓練用をかるがると次の人へと渡すほほえみ(式守操) 選者:黒 - [NHK短歌佳作「踏む」採用か不採用かはこうもシンプルだった](https://shikimorimisao.com/process/report16/) - 要は表現したか否か どの星に降り立ったのか初めての吹雪のなかを一歩踏み出す(式守操) 佐佐木頼綱・選題詠「踏む - [NHK短歌佳作「痛い」注射する瞬間よりも注射するまでが恐怖](https://shikimorimisao.com/process/report13/) - 思いをコントロールできるだろうか 叫ぶほど痛い注射と言っていた女医がなかなか呼んでくれない(式守操) 佐佐木頼 - [NHK短歌佳作「ソファ(リビング)」生命の根源を表現する](https://shikimorimisao.com/process/report12/) - ソファってすごいんだ 出生の秘密のようにきかされたこれがあなたのできたソファよ(式守操) 佐伯裕子・選題詠「ソ - [NHK短歌佳作「負ける」才能もないのに短歌を続けられるか](https://shikimorimisao.com/process/news11/) - 敗者の美学はある 首位打者が不遇に耐えていた過去を首位を逃した彼は語った(式守操) 佐佐木頼綱・選題詠「負ける - [NHK短歌佳作「ユーモアのある歌」戯画に敬意が伴う過程は](https://shikimorimisao.com/process/report9/) - 「ユーモア」は難易度が高い 形から入る男が年末の書庫の整理に作業着を買う(式守操) 田村元・選題詠「ユーモアの - [NHK短歌佳作「ファミレス」そのファミレスを食べてしまえ](https://shikimorimisao.com/process/report10/) - 食べる場所が食べられた スプーンでプリンを食べたファミレスがロングアームで解体される(式守操) 佐伯裕子・選題 - [小島なお「性愛をまだ知らないわたし」眩しくて気絶しそうだ](https://shikimorimisao.com/tanka/kojimanao/) - うらやむべき眩しさ 噴水に乱反射する光あり性愛をまだ知らないわたし(小島なお) 第50回(2004年)角川短歌 - [NHK短歌佳作「まだ・もう」で完成まで焦らないことを学ぶ](https://shikimorimisao.com/process/report8/) - 結局母が亡くなった時のことを 水引きの結びのようにもう二度とゆるめられない母の両の手(式守操) 大森静佳・選題 - [NHK短歌「トイレ」を散漫な語彙で妥協しないで知ったこと](https://shikimorimisao.com/process/report7/) - トイレ=切実 脳内のトイレマップはアプリより精密である頻尿のわれ(式守操) 佐伯裕子・選:題詠「トイレ」より - [糸川雅子「石けりの石わが影のなかを」ありのままのすがたを](https://shikimorimisao.com/tanka/itokawamasako3/) - 夕暮れに子らが蹴りたる石けりの石わが影のなかをころがる(糸川雅子) 砂子屋書房『糸川雅子歌集』/『水蛍』(日記)より なぜこうつくれるのか。知りたい。 たとえば、歩道を歩いいていて、誰かが足でちょっとどかした空き缶がころがる音がきこえる。すると、空き缶がわが体内をすりぬけたかの体感を持つことがある ## 固定ページ - [ホーム](https://shikimorimisao.com/) - 短歌が上手になりたい願いを追求するサイト - [短歌を送ることにほとほと疲れてしまったときのページ](https://shikimorimisao.com/topchild3/) - 疲れしまうこともある あたしゃなにもスター歌人になりたいと言ってはいないのである でも その短歌なら知っている - [投稿記事の一覧](https://shikimorimisao.com/allpost/) - カテゴリーをまたいで、新しい記事から順に、一覧にしてみました お役に立てる記事が一つでもあれば、わたしに、どれ - [プロフィール](https://shikimorimisao.com/profile/) - 式守操です 1964年千葉県生まれかに座のO型です 現在は、東京都大田区在住です 夫婦二人でささやかに 子はな - [式守操第一歌集『色えんぴつを』を立ち読みしてみる](https://shikimorimisao.com/iroenpitsuo/) - 式守操第一歌集を出版しました これなんですけど 帯文に メルヘンは現実を塗りつぶしてくれるだろうか 著者:式守 - [歌人名の一覧](https://shikimorimisao.com/kajintaglist/) - 記事にした歌人名をリストアップしました。クリック、もしくはタップしていただければ、その方の記事につなげられます ## カテゴリー - [採用されました](http://shikimorimisao.com/category/keisai/) - お名刺代わりに おりおり投稿しています。わたしの短歌も読んでいただければ幸いです。採用された短歌を、お名刺代わりに、ここに。 - [おすすめの歌集](http://shikimorimisao.com/category/kajin/) - 人生はいいもんだ どの歌集も何度も読み返しました。どの歌集も、この人生を、残された時間を呪わないでいいことを教わります。その歌集の歌人に、その歌人の人生に、わたしは、都度、膝を屈して敬いました。 - [おすすめの一首](http://shikimorimisao.com/category/tanka/) - まことにおすすめ 一記事に一首だけ載せているとは限りません。連作単位で、そこにある短歌をすべて引いているものもあります。いずれも愛しぬける短歌です。ここをこうおさえるといい短歌ができる、歌作上の発見を記録しているものもあります。 - [モチベーション](http://shikimorimisao.com/category/motivation/) - 短歌をやめない このサイト(短歌研究室)の「モチベーション」では、採用される短歌が少ない人(わたくし式守)が短歌をやめてしまいたくなった時に、結局はやめなかったことを、おりおりミニエッセイ風にまとめた記事を集めています。モチベーションを維持するお役に立てるといいのですが。 - [お知らせ](http://shikimorimisao.com/category/news/) - [どう作歌したか](http://shikimorimisao.com/category/process/) - 採用・作歌過程 このサイト(短歌研究室)の「どう作歌したか」では、採用される短歌が少ない人(わたくし式守)の採用された短歌に、どのような作歌過程があったか、どの短歌の教本よりも、どの短歌系サイトよりもわかりやすく報告していきます。 - [コラム](http://shikimorimisao.com/category/column/) - 人生に不可避の問題 プロフィールに、自己紹介と当サイトの目的を載せていますが、これまでの人生を通して避け得なかった問題が、わたしにいくらかあります。どなたもございましょう。プロフィールの補足です。接点を持つ短歌も載せてあります。 - [第一歌集の出版](http://shikimorimisao.com/category/publication/) - ハードルは高いが わたくし式守操は、事前のハードルを、このように越えて、最終的に、出版する決意に至りました。歌集を出すことに躊躇している人に、歌集を出すか出さないか、その判断のご参考までに。 - [短歌往来より](http://shikimorimisao.com/category/tankaourai/) - 総合誌を読む 『短歌往来』は1989年(平元)創刊の短歌総合誌。144ページ。定価850円(税込)で毎月刊行されているものです。筆者(式守)が購読している短歌総合誌です。毎月、何かしらおもしろいものがある。そのおもしろいものであれこれ裨益されたことを記事にしております。なお、他の総合誌には思うところがあって『短歌往来』は購読している、ではございません。念のため。 ## タグ - [千葉聡](http://shikimorimisao.com/tag/chibasatoshi/) - [三井修](http://shikimorimisao.com/tag/mitsuiosamu/) - [春野りりん](http://shikimorimisao.com/tag/harunoririnn/) - [穂村弘](http://shikimorimisao.com/tag/homurahiroshi/) - [鈴木美紀子](http://shikimorimisao.com/tag/suzukimikiko/) - [野口あや子](http://shikimorimisao.com/tag/noguchiayako/) - [糸川雅子](http://shikimorimisao.com/tag/itokawamasako/) - [竹山広](http://shikimorimisao.com/tag/takeyamahiroshhi/) - [小池光](http://shikimorimisao.com/tag/koikehikaru/) - [香山ゆき江](http://shikimorimisao.com/tag/kouyamayukie/) - [沖ななも](http://shikimorimisao.com/tag/okinanamo/) - 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