鳥居「野菜の匂いの雨」の記事について補足があります

目の前での母の自殺、児童養護施設での虐待、
小学校中退、ホームレス生活

KADOKAWA『キリンの子』
鳥居歌集の帯より

この帯にある物語を背景にした鳥居の教養について、それをいかに身につけて、いかに世の中に働きかけたかを考察したものを、稿を別に既にアップしました。

今回は、上の帯にある物語があろうとなかろうと、鳥居なる女性が、この世に不可欠なもの、それは、一言で言えば、愛なんて呼ばれているのものであるが、それを短歌で届けていることについての考察。

そして、その短歌は、ひいては愛は、上の帯にある物語の有無とは無関係に価値のあるものではないか、と。

屋上屋を架すようですが、ここに、補足しておきたく。