おすすめの一首

どれもわたしの大好きな歌
これからも
どんどん増やしていきます

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短歌で行政用語が恐怖に/少子化のこと/香川ヒサの短歌より

日本人の減少白白とソメイヨシノ咲きこの国に日本人の減少続く(香川ヒサ)ながらみ書房『短歌往来』2026年7月号「昔」より言われてみれば、少子化とは、「日本人の減少」だったのである。言葉一つで、慣れきった日常の風景を、ハッと捉え直せる。いかに...
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短歌で指笛を鳴らせない大人の話を/恩田英明さんの短歌より

指笛を鳴らせない大人指笛がうまく鳴らねば大人とはどこかつまらぬものかも知れぬ(恩田英明)ながらみ書房『短歌往来』2026年6月号「指笛がうまく鳴らねば」筆者(わたくし式守)、62歳男性。指笛を鳴らせません。べつに悔いていない。指笛を鳴らせな...
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短歌における闇/こっそりと先回りする影/高島裕の短歌より

アメリカ大統領は脇役トランプ支持者の気落ちはわかる、こつそりと先回りする影は見えつつ(高島裕)ながらみ書房『短歌往来』2026年6月号「随想Ⅱ」より国際政治の動向を見つめている意匠で、しかし、その内実は、人類の構造的な不気味さである。と、読...
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短歌に美しい5秒の時空を/くりはらさとみさんの短歌より

スポンジにクリームスポンジにクリームをならすようにして秒針は1のあたりをつうか(くりはらさとみ)「Meets Regional」2026年3月号「岡野大嗣と詠むレッツ短歌!」第58回テーマ「1」5秒経過した。「スポンジにクリームをならすよう...
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孤高と哀愁の歌/社会詠の罠を超えて/本多稜さんの短歌より

これは時事詠や社会詠の短歌か水面下では小型株ずたずたに大方はもう二割の下落(本多稜)ながらみ書房『短歌往来』2026年5月号「二〇二六年三月の相場環境」より日経平均株価が高いだの何だの言っても、見える人には見えているものがあるらしい。筆者は...
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短歌の身体性/人間はひしひしさみし/佐藤晶さんの短歌より

やっぱり歌である人間はひしひしさみし だとしてもすべては光のなかのできごと(佐藤晶)ながらみ書房『短歌往来』2026年5月号「春に逝くは」よりアフォリズムのようだ、と思った。でもやっぱり歌だよな、と思った。「人間はひしひしさみし」だと確かに...
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内面のノイズがミューとされる短歌/田名網順子さんの歌より

息が止まるコントラスト姦しき身の裡の声窓に寄れば雲無き空が青過ぎてゐる(田名網順子)ながらみ書房『短歌往来』2026年11月号「化粧」より「身の裡の声」であれば、人が集まっておしゃべりが過熱しているわけではなさそうだ。が、自分の「身の裡」に...
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その短歌がおもしろいのには理由がある/久保富紀子さんより

あれこれ詮索してしまう首のうしろのチカチカだった何となく遠ざけていた白いセーター(久保富記子)ながらみ書房『短歌往来』2026年4月号「白き妖精」より「チカチカ」は、何だかチクチクする、という意味のオノマトペを、この作者の久保富記子さんは、...
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短歌に幸福の儀式が/武富純一さんの短歌より/子どもに還る

自販機ボタンをでたらめにわくわくのこころとなりて目を閉じて自販機ボタンをでたらめに押す(武富純一)ながらみ書房『短歌往来』2026年4月号「テーブルヤシ」よりわかる。そうしてしまうことがあることを。なぜ「わくわく」になったのか、そこまでの背...
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梅の短歌/梅の側が人間を見ているのかも/細溝洋子さんより

桜より梅桜より深きところを問うてくる梅と思いぬまた逢いに来ぬ(細溝洋子)ながらみ書房『短歌往来』2026年4月号「春の通路」よりまたここの梅を見に来た、と。梅というのは桜よりも人の深いところを刺す。何かが、その深いところで問われる。梅には桜...
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石川幸雄の短歌/距離を無効化する稲妻と恐竜/羨むべき紐帯

稲妻とLINE稲妻を写していると「恐竜が生まれそうです」LINEが届く(石川幸雄)ながらみ書房『短歌往来』2026年4月号「小説の中のわたしは」より作者が稲妻を撮っていると、やはり稲妻を見ている人から「恐竜が」のLINEが。作者は写真に収め...
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玉井まり衣「とつくにゐない」断片は愛しく静かで温かい地平

「死について詠つた歌」は死について詠つた歌を読んでゐる  つくつた人はとつくにゐない(玉井まり衣)ながらみ書房『短歌往来』2026年3月号「はるのかたち」よりその歌に「死」はどんなものだったのか、ご自分はどんな死生観なのか、それはわからない...