花山周子『風とマルス』あまりのおもしろさに別記事にした歌
目安: 約2分

この弟をいっぺんで好きになる 弟はわれの手相をしげしげと見しのち低く物言わんとす(花山周子) 青磁社『風とマルス』(耳)より 姉の手相に何かを見た。手相見なのかどうかは知らないが、弟に、そのおぼえが、多少はあるのだろう。 … 花山周子『風とマルス』あまりのおもしろさに別記事にした歌
記事表示件数:50件
目安: 約2分

この弟をいっぺんで好きになる 弟はわれの手相をしげしげと見しのち低く物言わんとす(花山周子) 青磁社『風とマルス』(耳)より 姉の手相に何かを見た。手相見なのかどうかは知らないが、弟に、そのおぼえが、多少はあるのだろう。 … 花山周子『風とマルス』あまりのおもしろさに別記事にした歌
目安: 約8分

夫婦ふたりでも 眠りいるきみのメガネを外したりきみにもきっと不安はあるらん(国分良子) 本阿弥書店『ぴいかんの空』(鳥海山)より 「メガネを外」す、その手の皎潔なるが、まことに美しい一首だ。 そして、次の一首で、わたくし … 国分良子『ぴいかんの空』子のない夫婦が持ち合うジョーカー
目安: 約5分

独立心 洗はずに持ち帰る服ちちははの晩年に食ひこみすぎぬやう(田口綾子) 短歌研究社『かざぐるま』(ただいま)より この判断の、いかにも聡明なあり方が、わたしを、『かざぐるま』の<わたし>から目を離せなくする。  … 田口綾子『かざぐるま』このままではいられない青春の美しさ
目安: 約6分

孤独 忽ちに遁(のが)しし幸よ用のなくなりしリキュールグラスを磨く(大西民子) 短歌新聞社『石の舟』大西民子歌集「まぼろしの椅子」抄(寂しき電話)より 夫が去ってしまったようだ。 「リキュールグラス」に、それも、「リキュ … 大西民子『石の船』木蓮の花一輪を辛く悲しい人生に拾うこと
目安: 約4分

女御 「女御」の読み問へば「おなご」と答へゐて一枚めくればそこには「あねご」(田口綾子) 短歌研究社『かざぐるま』(ぬめり)より 田口綾子の『かざぐるま』に、うすらバカな男子が、ちょいちょい登場する。<わたし>は、高校の … 田口綾子『かざぐるま』女性非常勤講師と男子生徒の精神年齢
目安: 約9分

歓声をあげて おおーという歓声あげて走り過ぐオレンジ色のトンネルの中(大崎安代) 短歌研究社『象を飼う家』(一泊千円)より 目に浮かぶ。音響も耳に聴こえてくるようである。 <わたし>は、トンネルの中で、こうもたのしんでし … 大崎安代『象を飼う家』人間であることにうれしくなれる歌集
関連するカテゴリー
おすすめの一首 コラム「おすすめの歌集」の人気記事