田名網順子『あをぞら』母の役割の奥に隠された瑞々しい輪郭
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母であること 眠られず地球真裏の午後二時の娘にライン短く送る(吾の蝶々) 「眠られず」と。娘は、「地球真裏の午後二時」の上。南半球のどこの国かにもよるが、日本は、深夜の、やはり二時あたりか。 「午後二時」であれば、娘の睡 … 田名網順子『あをぞら』母の役割の奥に隠された瑞々しい輪郭
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母であること 眠られず地球真裏の午後二時の娘にライン短く送る(吾の蝶々) 「眠られず」と。娘は、「地球真裏の午後二時」の上。南半球のどこの国かにもよるが、日本は、深夜の、やはり二時あたりか。 「午後二時」であれば、娘の睡 … 田名網順子『あをぞら』母の役割の奥に隠された瑞々しい輪郭
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第1部:魅力的な「おののき」と「連帯」 秋をさがす遠足に十歳出発す秋はいやおうなく来るものを(野上洋子) 本阿弥書店『花の村』(いいからいいから)より 子の時間に、秋は遠くある。しかし、作者・野上洋子さんのご年齢ではすぐ … 野上洋子『花の村』読み返すほどいつまでもここにいたくなる
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第1部:騒音と音楽のあいだ メロディもリズムもない音楽がある。ただ打楽器を打ち鳴らしているだけとか、演奏には聴こえない金管楽器の音とか。これが「芸術」だ、と言われたってなあ、と筆者(わたくし式守)などは思ってしまうのであ … 武藤雅治『あなまりあ』文語定型を踏み越える響きが聴こえる
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衝突なき外界 人間は環境になじんでこの人生を送る。しかし、なじむ程度でない人もいるらしい。 歌集『ひきあけを渡る』の著者・古谷円は、たとえばそのようなお人に思えるのである。あたかも身を巡る自然界と一体化しているのではない … 古谷円『ひきあけを渡る』時間という絶対的な体系は愛を継ぐ
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端的に カーテンを開けて始まる一日の端的にここより一羽飛び立つ(阪森郁代) 短歌研究社『ノートルダム』(奇妙な家)より 「一羽」とは、<わたし>のこと、つまり著者のことであろうかと。そして、「端的に」との措辞。「端的に」 … 阪森郁代『ノートルダム』俯仰天地に愧じざるの姿をみつける
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きみんちのネジ 真昼間にふたり棚前しゃがみこみ密やかに選ぶきみんちのネジ(玉井まり衣) ながらみ書房『しろのせいぶつ』(Ⅱ Rちゃんへ)より 『しろのせいぶつ』のⅡは現代仮名遣いです 童話のようにいっしょにいるふたりなの … 玉井まり衣『しろのせいぶつ』美しいが悲しい変奏曲のネジが
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