小島一記の短歌より/保育所とニューハーフパブの共存の可否

1 保育所の隣りのビルの地下にあり昼は閉ざせるニューハーフパブ(小島一記) 本阿弥書店『歌壇』2017.5月号「通勤電車を待つしじま」より こんな隣り合わせがあっていいのか。と、言ってはアウトなのか。 そう思って当然だと … 小島一記の短歌より/保育所とニューハーフパブの共存の可否
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1 保育所の隣りのビルの地下にあり昼は閉ざせるニューハーフパブ(小島一記) 本阿弥書店『歌壇』2017.5月号「通勤電車を待つしじま」より こんな隣り合わせがあっていいのか。と、言ってはアウトなのか。 そう思って当然だと … 小島一記の短歌より/保育所とニューハーフパブの共存の可否
1 「カミさんが壊れかかって」別れぎわに言わでものこと口にしたりき(千々和久幸) KADOKAWA『短歌』2015.7月号「それじゃ行くよ」より 2 「壊れかかって」とは、認知症の初期症状か。何らかの精神疾患か。認知症の … 千々和久幸の短歌より/妻の異変を話すことになぜ逡巡がある
1 現代では読まれなくなったが、文学史に、ショートショートの作家として、山川方夫の存在がある。星新一で知られるショートショートの、あのショートショートである。山川方夫には、『予感』という、こんな掌編がある。バスに乗ってい … 佐田毅の短歌より/人間大丈夫と思えば大丈夫としましょうよ
1 本日2025年(令和7年)1月3日。わたしにとって、今年は、還暦の年越しになった。 2 四十年むかしの新聞スクラップかくも活字は小さかりしか(山野吾郎) KADOKAWA『短歌』2016.2月号「欣快とする」より 作 … 山野吾郎「欣快とする」年明けとはこんなにめでたかったのか
1 土と共に生きては来たが頬つ被りの似合ふ男にやまだまだなれぬ(時田則雄) KADOKAWA『短歌』2014.10月号「のつぺらぼう」より <わたし>の背景は、舗装されたアスファルトではあるまい。「土」の見える大地を従え … 時田則雄の短歌より/大空と大地と人間/勁烈なる生命の衝動
1 太宰治と道づれになりし女性(ひと)の名を忘れしことなにか申し訳なし(木曽陽子) 本阿弥書店『歌壇』2017.10月号「チサの葉」より 記憶にとどめておかなければならない義務などどこにもないのである。でも、この気持ちは … 木曽陽子の短歌より/生きている今と太宰を愛した女性の名前
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