月: 2026年6月

記事表示件数:15件

その短歌がおもしろいのには理由がある/久保富紀子さんより

目安: 約1分

あれこれ詮索してしまう 首のうしろのチカチカだった何となく遠ざけていた白いセーター(久保富記子) ながらみ書房『短歌往来』2026年4月号「白き妖精」より 「チカチカ」は、何だかチクチクする、という意味のオノマトペを、こ その短歌がおもしろいのには理由がある/久保富紀子さんより

短歌に幸福の儀式が/武富純一さんの短歌より/子どもに還る

目安: 約2分

自販機ボタンをでたらめに わくわくのこころとなりて目を閉じて自販機ボタンをでたらめに押す(武富純一) ながらみ書房『短歌往来』2026年4月号「テーブルヤシ」より わかる。そうしてしまうことがあることを。 なぜ「わくわく 短歌に幸福の儀式が/武富純一さんの短歌より/子どもに還る

梅の短歌/梅の側が人間を見ているのかも/細溝洋子さんより

目安: 約2分

桜より梅 桜より深きところを問うてくる梅と思いぬまた逢いに来ぬ(細溝洋子) ながらみ書房『短歌往来』2026年4月号「春の通路」より またここの梅を見に来た、と。梅というのは桜よりも人の深いところを刺す。何かが、その深い 梅の短歌/梅の側が人間を見ているのかも/細溝洋子さんより

石川幸雄の短歌/距離を無効化する稲妻と恐竜/羨むべき紐帯

目安: 約2分

稲妻とLINE 稲妻を写していると「恐竜が生まれそうです」LINEが届く(石川幸雄) ながらみ書房『短歌往来』2026年4月号「小説の中のわたしは」より 作者が稲妻を撮っていると、やはり稲妻を見ている人から「恐竜が」のL 石川幸雄の短歌/距離を無効化する稲妻と恐竜/羨むべき紐帯

短歌を読む価値/くりはらさとみの短歌/マジックリアリズム

目安: 約2分

1 道路にはたくさんの羽が散らばってアスファルトってハト食べるんだ(くりはらさとみ) 『ダ・ヴィンチ』25.02月号「短歌ください」(自由詠)穂村弘・選より 雨で今、街は深海。ボクたちはスマホで顔を照らし合う海月(同) 短歌を読む価値/くりはらさとみの短歌/マジックリアリズム

玉井まり衣「とつくにゐない」断片は愛しく静かで温かい地平

目安: 約2分

「死について詠つた歌」は 死について詠つた歌を読んでゐる  つくつた人はとつくにゐない(玉井まり衣) ながらみ書房『短歌往来』2026年3月号「はるのかたち」より その歌に「死」はどんなものだったのか、ご自分はどんな死生 玉井まり衣「とつくにゐない」断片は愛しく静かで温かい地平