月: 2026年5月

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くりはらさとみ「でも、と」こんな繊細な言葉の斡旋もある

読む目安: 約3分

平易なれども繊細な ありがとう ここからの道はわかります。でも、と言われても帰れますから(くりはらさとみ) 京歌壇26.02.08東直子・選より ただの道案内ではなかろう。何かを寓話的に表現した。人生の迷いのようなもの。 くりはらさとみ「でも、と」こんな繊細な言葉の斡旋もある

短歌の前に/原罪とイエスをめぐる天才二人パウロとニーチェ

読む目安: 約6分

短歌において、最近、筆者は、新約聖書を下敷きにしたものに傾斜するところがある。難病に遭って、余命が突き付けられてみると、こうもなるらしい。が、正式なキリスト教徒ではない。ないが、少しは(少しであるが)積極的に勉強してもい 短歌の前に/原罪とイエスをめぐる天才二人パウロとニーチェ

野上洋子『花の村』読み返すほどいつまでもここにいたくなる

読む目安: 約4分

第1部:魅力的な「おののき」と「連帯」 秋をさがす遠足に十歳出発す秋はいやおうなく来るものを(野上洋子) 本阿弥書店『花の村』(いいからいいから)より 子の時間に、秋は遠くある。しかし、作者・野上洋子さんのご年齢ではすぐ 野上洋子『花の村』読み返すほどいつまでもここにいたくなる

野上洋子「あなたの笑顔は」死の背景/愛の肯定/生きる姿勢

読む目安: 約2分

なぜこうも読後感がいいのか どちらが先かわらぬゆゑに言うておく夫よあなたの笑顔はよろし(野上洋子) 本阿弥書店『花の村』(春は食欲)より 一首としては文語体だが、「言うておく」なる口語の強さに圧倒される。そして、正に文語 野上洋子「あなたの笑顔は」死の背景/愛の肯定/生きる姿勢

野上洋子「街より来たるは元教授」心に深く響く再生の物語が

読む目安: 約2分

幾重にも魅力がある理由は 廃校を地球史研究所にすると街より来たるは元教授とふ(野上洋子) 本阿弥書店『花の村』(落穂ひろひ)より 幾重にも魅力がある歌だと思った。 廃校の校舎が無駄にならないとか、元教授の人生はまだまだで 野上洋子「街より来たるは元教授」心に深く響く再生の物語が

恋が実りますように/『短歌往来』2026年3月号/中川結さん

読む目安: 約1分

『短歌往来』2026年3月号の今月の新人をおもしろく読む。中川結さんの紹介。連作「星合に」掲載。 大阪芸術大学 文芸学科4回生 連作に添えたプロフィールより 連作「星合に」より二首引く。 ……「星合」 1年に1度、陰暦7 恋が実りますように/『短歌往来』2026年3月号/中川結さん