月: 2026年4月

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くりはらさとみ「フェイクの羽」青春時代の恋愛に鋭い視線が

読む目安: 約3分

恋愛の甘美の裏で/幾重にも層をなす心情 友だちの彼氏の翼にくるまれてフェイクの羽に目をつむってた(くりはらさとみ) 『群像』2025年2月号「群像短歌部」テーマ(間違えたこと)木下龍也・選 「友だちの彼氏」と詠まれている くりはらさとみ「フェイクの羽」青春時代の恋愛に鋭い視線が

わが残された人生に水原紫苑のこの傑作あり/予後を潤す恵み

読む目安: 約5分

1 聖杯に血は注がれていつしらにきみかヘリ來む時にあらずや(水原紫苑) ながらみ書房『短歌往来』2025年11月号「武勲」より 2 「復活」への確信か。 聖書によれば、イエスは、十字架で血を流して死んだ後、三日目に「復活 わが残された人生に水原紫苑のこの傑作あり/予後を潤す恵み

水原紫苑「狭き門」「うつそみの痛み」「存在の奥底の薔薇」

読む目安: 約5分

第1部:狭き門 すでにして冬なるパリよ  狹き門の向こうに見ゆる愛の火揺るる(水原紫苑) ながらみ書房『短歌往来』2025年11月号「武勲」より 狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々として、 水原紫苑「狭き門」「うつそみの痛み」「存在の奥底の薔薇」

武藤雅治「私のオウム」これはメルヘンではない町の非常事態

読む目安: 約3分

こんな非常事態もある こ町内の皆さまに申し上げますが私のオウムをどこかで見かけませんか(武藤雅治) 桃谷舎『あなまりあ』「ひよつこりといましかがみのかたすみに」より この一首、オウムをインコにしたらおもしろさは半減するよ 武藤雅治「私のオウム」これはメルヘンではない町の非常事態

武藤雅治「ウサギさんからメール」短歌にはこんな祈りもある

読む目安: 約3分

「カヘルになりました」 「カヘルになりました」と、ウサギさんからメールが届かないかしら(武藤雅治) 桃谷舎『あなまりあ』「そんなに祈らないでもいいから」より おもしろい歌とか、たのしい歌がある。が、この一首は、その類の中 武藤雅治「ウサギさんからメール」短歌にはこんな祈りもある

短歌の生老病死/精神の自由は奪われない/武藤雅治の短歌より

読む目安: 約3分

1 にんげんとしていきてゆくくんれんはつづけなければどうなるのだらう(武藤雅治) 桃谷舎『あなまりあ』「なにかが爆発する恐れに」より 2 社会の中で、人間として生きるためには、訓練が要る。少年少女から成人して、社会の中で 短歌の生老病死/精神の自由は奪われない/武藤雅治の短歌より